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奈良自然情報・第516号

1995年9月26日


リス目撃(奈良公園、7月1日)

 奈良公園春日山、妙見宮の上あたりの尾根筋でリスを見ました。モミの木の根元にいて、しばらく観察できましたが、こちらに気付いて逃げてしまいました。 (丸山健一郎)

蛇4種(奈良市春日山周辺、8月3日、10日)

 3日、春日山と御蓋山の間を通る山道でヤマカガシの幼蛇を見ました。ヤマカガシの幼蛇には、首筋のあたりに黄色い帯状の模様があって目立ちます。
 10日には、春日山遊歩道の月日停付近で側溝におちているマムシを見ました。 自然観察に来ていた出井泉さんが見つけられました。井手さんは春日山でマムシを見たのはこれが初めてだそうです。私もこの道はよく通りますが、マムシを見たのはこれが2回目です。おとなしいマムシだったので近づいて写真を撮りました。同じく月日亭近くの川を塞ぎ止めてできた水たまりで、アオダイショウが泳いでいました。体長1mくらいでした。残念ながら写真を撮ることはできませんでした。春日大社の方へ下りていくと、新公会堂の前あたりで大きなシマヘビが日向ぼっこをしていました。このシマヘビはとても大きくて1.5m以上はあると思われました。この日はたくさんの蛇たちに出会いました。足下でずるずると音がして急に動かれるとびっくりもしますが、蛇も少なくなっているそうなので、できるだけ仲良くやっていきたいものです。(丸山健一郎)

畦道の花(香芝市穴虫、8月16日)

 家の庭や周辺の畦道で花をつけている草を見てまわりました。 アゼナ、アゼムシロ、イヌガラシ、イヌビエ、イヌビユ、エノコログサ、オヒシバ、カタバミ、コニシキソウ、コモツナギ、スブリヒユ、タカサブロウ、ツユクサ、トウバナ、トクワハゼ、ノアザミ、ヒメクグ、ヒメジョオン、メヒシバ、イネ科・カヤツリグサ科の数種が花や穂をつけていました。(丸山健一郎)

コウモリの群れ(香芝市、8月22日)

 香芝市二上の自宅周辺でコウモリが飛んでいるのに気付きました。夕焼け空の中、まるでツバメのように水田の上をかすめて飛んでいました。よく見ると周辺の水田の上にたくさんの影が飛んでいます。この時間帯に空を気にして見たことが無かったので、今までこんな身近にコウモリが見られることに気付きませんでした。家に帰って「コウモリが飛んでいるよ」と話すと、妹と母が見たいといってついてきました。初めて見る空を飛ぶコウモリの姿に少しは感動したようです。(丸山健一郎)

水上池周辺の自然(349)

 8月25日午前。久しぶりに様子を見に水上池にいきました。磐之媛命陵の水があるかどうか気になっていたのですが、一応あったのでちょっとホッとしました。正面西の池にはほとんど水は無く、南西のすみに少しだけ残っていましたが、そこでは今ガンガン水を抜いている最中らしく、水が穴にグイグイ吸込まれていました。コウホネは元気ですが、その根元では水がどんどん穴にむかって流れていました。中の池には水がありました。正面東の池にも、すこし少なくなっているけれどちゃんと水が溜まっていました。そこでは、コウホネやジュンサイ、ヒシ類、タヌキモ、クロモなどが育っていて、メダカが泳いでいるのが見えます。パッと見たところでは去年までと変わらずカワバタモロコがいそうに見えるのですが、実際にはどうか分りませんでした。一度水を抜いてしまったので、やはりもう滅びてしまったのでしょうか。水を抜いたことでトンボにはどのくらい影響があったのか気になるところですが、よく分りませんでした。磐之媛命陵でアオダイショウを見つけました。ここはシマヘビはよく見るのですが、アオダイショウを見たのは初めてかもしれません。・・・(前田健)

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