■2011.9.2.更新

奈良教育大学附属小学校・特別支援学級(知的障害)

※ 2009年12月に新しい校舎(B棟の南側)に移りました。



 奈良教育大学付属小学校特別支援学級(知的障害)は、知的に遅れのある子どもを対象にした特別支援学級です。私たちは、障害を持つ子どもたちの健やかな発達を保障していきたいと考え日々の教育活動を行っています。

特別支援学級(19クラス)について

 今年度、障害児学級(19クラスと呼ぶ)には12名の知的な障害のある子どもたちが学んでいます。低学年(1・2年)は4名、中学年(3・4年)は3名、高学年(5・6年)は5名の3学級で編成しています。
 子ども一人ひとりの発達の状態や障害の違いなどに合わせたきめ細かな教育をするために、学習や生活は19クラスで行うことを基本にしています。

特別支援学級のめざしているもの

 私たちは、障害のある子どもも、ない子どもも、基本的には、同じ発達のすじみちをたどるということに基づいて教育をしています。学校全体の教育目標の達成をめざしながら、19クラスの子どもの実態に合わせた六つのめあてを設定し、教育をすすめています。

 @体や手足を力いっぱい動かして運動量も多くし、身体機能を高めます。
 A身体全体を使って自分の要求や意思表示することを含めて、話す力や書く力をつけ、数や量についての認識を育てます。
 B自然や人や物に、積極的に働きかける力を育てます。
 C美しいもの、ねうちのあるものに感動できる心を育て、描く、歌う、演ずる等の表現する力をつけます。
 D生活のリズムをつくり、基本的な生活習慣を獲得させていきます。
 Eなかまと力を合わせ、高めあう集団をつくります。

特別支援学級の教育内容

授業
 子どもの学習課題に合わせて、できるだけ課題別の学習集団をつくり、年間の指導目標を決めて学習をすすめます。教科は、「ことば」「かず」「音楽」「体育」「図工」「りか・しゃかい」を設定しています。また、子どもに必要な学習活動として、「あそび」「しごと」「朝の会・終わりの会」を設けています。

生活の指導
 基本的生活習慣の確立は、訓練的・強制的指導ではなく、子ども自身が見通しを持ち、主体的に行うことができるようにとりくんでいます。
 また、子どもの実態に合わせながら、日直や係の仕事にもとりくませ、自分たちの生活を作っていくための基礎の力をつけるようにしています。

行事
 行事を通して子どもたちに、豊かな経験をさせ、なかま意識や集団を育て、見通しを持ってがんばることのできる力をつけていきます。
 学校や学年行事については、その行事のねらいと19クラスの子どもの課題とをつき合わせ、参加をきめています。参加の仕方も子どもの様子に合わせて多様な形態をとるようにしています。

交流・共同教育
 19クラスの子どもと通常学級の子どもとが、いろいろな機会を通して、心を通わせ、共に学びあえるようにしています。
 休み時間などの日常的な交流の他、意図的な交流として、二年生各クラスと遊ぶ会をしています。四年生の各クラスとは、いっしょに交流会をつくりあげます。四年生にとっては、19クラスの子どもを理解する機会となっています。

今年度の重点

@ 「図工」の教材選びと授業研究をします。
 「図工」「体育」「音楽」の授業は、「ことば」「かず」の授業と同様に、障害をもつ子どもの発達にとって大きな役割を担っています。
 子どもたちは、描き・作ることをとおして、対象への理解を深め、認識をひろげていきます。「図工」の授業で、子どもたちの認識の発達と描画の段階・くらしに視点をあてた教材選びと、授業の展開や指導方法について追求していきます。

A 仲間づくりをします。
 19クラスの子どもたちが、学習やあそび、行事をとおしてかかわりあい、力を合わせてできることをふやします。
 他学級一年生とは学級紹介、二年生とは休み時間に遊ぶ会をします。四年生とは、交流会実行委員会を作って交流会をつくりあげます。四年生の保護者と子どもには、「障害の話」をします。六年生の19クラス委員との交流をします。

B 保護者との活動をすすめます。
 連絡帳を使って、一人ひとりの子どもの学校でのようすや家庭でのようすを知りあいます。学級通信では、学級全体でのとりくみのようすや、行事や授業のねらいなどについて知らせます。
 学級PTAでは、親子で一緒に遊んだり、調理をしたりするなど、楽しいとりくみを行います。夏休みには、家族いっしょの親子行事をします。
 このようなとりくみをとおして、親どうしがつながり、わが子の成長やクラスの子どもたちの成長をみんなで喜び合えるようにします。


2012年度特別支援学級新1学年児童募集(終了)

特別支援学級の第一学年児童募集要項(参考まで):ダウンロード(202KB)


教育相談

知的に遅れのある子ども、情緒の不安定な子どもを対象に教育相談を行っています。

TEL 0742−27−9284
FAX 0742−27−9283

教育相談を希望される方は、上記のTELかFAXで連絡をしてください。

電話による連絡は、土、日、水曜日を除いてPM4:00〜5:30までに連絡をしてください。
FAXによる連絡は、随時受け付けています。担当(付属小 小嶋)が折り返し連絡します。

相談の内容については秘密を厳守いたします。
相談は無料です。

 


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