今回の特別展示に寄せて

本学教育資料館長 梅村佳代
(学校教育 教授)

 このたび、奈良教育大学教育資料館に「浮世絵」陳玄堂コレクションをご寄贈いただきました。この貴重な浮世絵の一部を奈良教育大学祭も特別企画 ”幕末明治の浮世絵展” として、教職員・学生・一般市民の方々に公開展示いたしました。
 今回の特別展では、遊女を描いた美人画や、広重が描いた珍しい魚の絵、すごろくなどや庶民の風俗、横浜の商館、唐船などを展示いたしました。
 150年の時の流れを感じさせないほど色鮮やかで美しく、現代においても格調高い美術品として評価される、これらの浮世絵は、幕末から明治にかけての庶民の暮らしや服装、道具や筆、手紙などの具体的な姿を現代に伝えてくれる歴史資料としても貴重なコレクションです。
 このような貴重な浮世絵を教育資料館で公開できましたことは、この上もない喜びです。公開展示期間中700名の入館者があり大変な関心を集めました。ご覧戴いた皆様にもきっとご満足いただけたのではないかと思います。
 教育資料館では、今後引き続き未公開の「浮世絵」を公開展示していきたいと計画していますので、皆様の再度のご来館を心からお待ちしております。

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