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東日本大震災・震災派遣経験者によるシンポジウムを開催しました。
(平成23年度教育指導研究会)
奈良教育大学は、平成23年12月21日に、学生及び教職員を対象として、東日本大震災における現地での活動経験者によるシンポジウム「災害時に何ができるのか?−東日本大震災・震災派遣を経験して−」(学生委員会主催)を開催しました。
医師として派遣された根來准教授を司会とし、はじめに林特任准教授より「学生の思いを“学び”につなげる震災時のボランティア支援」と題して、奈良教育大学における東日本大震災関連のボランティア支援の詳細やボランティアの振り返りの大切さについて説明がありました。その後、教育復興支援ボランティアとして派遣された学生の代表者2名と現地でカウンセリングを行った市来准教授より報告があり、学生からは、「多くの学生が震災のことを忘れつつある今、震災やそのときの気持ちを忘れないことが、必要とされている」「一時的な支援ではなく、継続的な支援が求められている」など現地での活動を通じて感じたことが報告されました。
最後に、講演者でディスカッションが行われ、現地での活動の大変さや工夫したこと、これからどのような活動をしていこうと考えているのか、大学からの支援に対する要望など活発に意見が出されました。
今回のシンポジウムは、学生や教職員にとって、災害時の支援等で「何が出来るのか?」や大学としてどのような支援が求められているのかを考えるためのよい機会となりました。
講演する林特任准教授 ディスカッションする講演者たち
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問合せ先
奈良教育大学 学生支援課学生担当
E-mail:
service
電話:0742−27−9128
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