震災ボランティア派遣事前研修会を開催しました。
【第1次派遣として、8名の学生が学習補助等ボランティアで被災地へ】

 本学では、宮城教育大学教育復興支援センターと連携し、東日本大震災で被災した地域の学校等において、学習補助等を中心とした教育復興支援活動ために学生を第1次〜第3次に分けて派遣することとなり、7月27日(水)に事前研修会を開催しました。

 初めに長友恒人学長より、「今回の経験は、教師や社会人になって必ず役立つものです。現地での経験をしっかりと心に刻み、戻ってきてからきちんと周囲にその経験を伝えて欲しい。」と激励の言葉がありました。

 その後、現地での活動を既に経験している本学教員2名による講義が行われました。まず根來秀樹准教授(障害児医学)より、現地の様子について写真を用いた説明が行われ、現地で活動する上で気をつけるべきことなどが教示されました。次に、市来百合子准教授(臨床心理学)が、子どものこころのケアと理解と題して、教育臨床的な視点から、心理的ダメージ、ストレスを抱えた子どもたちとどう向き合い対応すれば良いか、また今回は心のケアではなく教育支援に行くのだということを意識して欲しいと助言を行いました。

 第1次派遣の学生8名は、7月30日(土)から8月6日(土)の日程で活動する予定で、その後も第2次派遣等が予定されています。

 本学では、これらの活動に参加する学生に対して、往復交通費の支援などを行い、円滑に活動が行えるよう全面的にサポートする予定です。

 
長友学長の話に耳を傾ける参加者           現地の様子を説明する根來准教授
■ 問合せ先

奈良教育大学 ボランティア・サポート・オフィス
E-mail: volunteer
電話:0742−27−9366


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