震災ボランティア研修会を開催しました

 東日本大震災から2ヶ月となる、5月11日、奈良教育大学教育実践開発研究センターで震災ボランティア研修会を開催し、学生、教職員ら約80名が参加しました。

 本研修会は、被災地でのボランティア活動に参加を志願する学生が、教育大生として、被災した子どもたちの力になりたいと、同センターのボランティア・サポート・オフィスに相談、被災地や避難所で、適切な支援活動ができるようにと企画されました。

 冒頭、参加者全員で黙とうが捧げられた後、『福島第一原発事故と放射線の影響』と題して、原子核工学が専門でチェルノブイリ原発事故の調査にも携わった長友恒人学長が解説、続いて、同センターの市来百合子准教授が『子どものこころの理解とケア』と題して、教育臨床的な視点から、心理的ダメージ、ストレスを抱えた子どもたちとどう向き合い対応すれば良いか助言を行いました。

 参加学生の中には、GW期間に気仙沼地域で、被災した家族らとともに清掃活動を行った学生や夏季休業期間に支援活動を計画している学生もいて、終了後のアンケートには「活動に向けて心の準備ができた」など感想が述べられていました。


福島第一原発事故を解説する長友学長          支援活動に当たって助言する市来准教授
■ 問合せ先

奈良教育大学 企画・広報室
E-mail: kikaku-kouhou
電話:0742−27−9104
FAX:0742−27−9141


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