内容 |
寧楽講座では、奈良教育大学名誉教授を講師に開講される講座です。 脇田 宗孝…【古今東西やきもの見聞録:大和の土器たち】 古代において、やきものは、祭礼や日常生活に欠かせない重要なもので、歴史の<物差し>としてさまざまな役割をはたしてきた。とくに、<国のまほろば>といわれ、卑弥呼のロマンもからんでくる大和の土器文化とその造形美を楽しんでみたい。 三辻 利一…【倭の五王と須恵器生産】 浜田耕作、小林行雄、末永雅雄、江上波夫氏の諸碩学等によると、考古学とは、遺跡、遺物を通して過去を再現する学問であるという。日本ほど、土器を発掘した国は世界にはない。土器を通して古墳時代、弥生時代、縄文時代の過去を再構築することは日本考古学にとって最重要な問題である。 長年の集積されたデータを通して、須恵器産地推定法が開発され、この方法を適用して、須恵器・埴輪などの生産と供給の過去を再現し、その背後にある社会体制について考察したい |
日時 |
11月6日(土) 午後1時 から 午後4時 まで |
場所 |
奈良教育大学 大会議室(管理棟2階) |
対象 |
一般の方 |
講師 |
脇田 宗孝 本学名誉教授 三辻 利一 本学名誉教授 |
受講料/定員 |
無料 定員 100名 ※来場者用駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
申込方法/期間 |
申込み不要 |
問合せ先 |
奈良教育大学 総務課 国際交流・地域連携室 〒630-8528 奈良市高畑町 電話0742−27−9108 FAX0742−27−9141 Eメール soumuka |