大学進学 Q and A コーナー

Study

Q 単位とはどのようなものですか?

単位とは授業科目ごとの授業時間数と学修の量を示すもので、1単位は教員が教室等で授業を行う時間と、学生が教室外で準備学習・復習を行う時間を合計して、45時間の学修の内容で構成されています。所定の授業科目の単位を卒業要件に従って修得(学校教育教員養成課程は134単位及び該当の教員免許状の取得、総合教育課程は128単位)することになります。また単位認定については、本学では秀・優・良・可・不可(5段階)の評価基準があり、不可の場合は単位取得が認められません。

なお、一年間に受講登録できる単位数に関しては原則として、学校教育教員養成課程、総合教育課程いずれも50単位となっています。

受講登録の前年度の修得単位数合計が40単位以上かつグレードポイントアベレージ(GPA)が高かった学生については、年次制限を超えて翌年次開講の科目を登録できる制度を設けております。

教育実習はどのように行われますか?

教員免許取得のためには教育実習は必須となっていますが、その期間・実習校の種類は取得を目指す免許の種類によって異なります。
一般的には、学校教育教員養成課程においては3回生後期(9月)に4週間、及び4回生前期(6月頃)に2週間の計6週間の実習が行われます。
総合教育課程においては4回生(6月以降)に2-4週間の実習が行われます。
学校教育教員養成課程の実習は原則的には附属校で、総合教育課程は協力校(出身校)で行われます。

Q 入学する前に、どのような授業があるのか知る方法はありますか?

シラバスを公開しておりますので、ご希望の条件で検索してください。個別の授業の内容につきましては、各教員の紹介ページを参照の上、お問い合わせください。

Q 授業に必要な教科書はどうやって用意するのですか?

基本的に教科書等は受講者自身で用意することとなります。多くの授業においては指定の教科書を事前に生協書籍部に発注していますので、授業登録の前後に生協書籍部で購入することになると思われます。

Q 入学した後、他の課程・コース・専修に転じることはできますか?

所属専修とのミスマッチによりやむを得ない場合には、外国語、教養科目の所定の単位を修得した学生に限り、転課程・コース・転専修を志願することができます。注意点としては以下の通りです。

Campus Life

Q 卒業後の進路に対するサポートなどはありますか?

本学では教員・公務員・企業就職を目指す学生に対して、就職支援室を中心として様々な就職支援や情報提供を行っています。教員就職希望者、企業就職希望者それぞれに対応したガイダンスの実施や、模擬面接、模擬試験などを行っています。

教員就職の支援:
筆記試験対策として各種のガイダンスや模擬試験、人物評価対策として模擬面接や模擬授業、近県の教育委員会から講師を招いての受験説明会等を実施しています。
また、実技試験対策として、マット・鉄棒・水泳・ダンス、ピアノ、図画工作などの指導も行っています。

企業就職の支援:
外部講師を招き、企業就職するための初歩的な事項から内定を得るまでの各種ガイダンスや、模擬面接・グループディスカッションなどの実践的指導を行っています。
また、低学年から就業体験ができ、職業意識を高めるためのインターンシップへの積極的参加指導も行っています。

教員、企業とも数年前に比べますと採用数が増えてきていますが、どちらも人物重視の厳選採用を行っています。希望する職に就くためには自らの早期取組や対策が必要です。大学では、平成17年度から職業意識の啓発・醸成に資するための取組として、キャリア教育科目「キャリア・プランニングと意志決定」を開講しました。一人でも多くの学生が受講し将来の職業選択に役立てるようにしてください。

多くの就職支援活動は、就職希望者の意識の高揚を図るために、参加できる学年を限定していません。早めの対策が良い結果に結びつくと思われますので、入学後も志望する就職先への情熱・努力を失わないよう自己研鑽に励んでください。

Q アルバイトの紹介は、すぐにしてくれるのでしょうか?

入学後半年間は、新入生に対してのアルバイトの紹介は行っていません。生活リズム・学習リズムなどが身につかないまま、アルバイトを始めると修学・健康に支障をきたす恐れがあると考えているからです。また、自動車・バイクの運転や旋盤や草刈機の操作など危険を伴うもの、農薬・劇物などの有害な薬物の扱いなど健康上、人体に有害と考えられるもの、マルチ・ネズミ講商法など法令に違反するもの、街頭でのチラシ配り、訪問販売、麻雀・パチンコ等の風俗営業など教育的に好ましくないものに関してはアルバイトの紹介を行っていません。

家庭教師の求人に関しては、保護者からの直接求人のみを受け付けており、家庭教師派遣業者からの求人は受け付けていませんので、家庭教師派遣業者からの家庭教師の求人を学生に紹介することはありません。

Q 寮は希望したら必ず入れるのでしょうか?

通学時間(国際学生宿舎は、原則として通学時間2時間以上の者が対象)、保護者の収入等により選考を行い入寮者決定します。入寮希望者が多い場合や、選考基準外の場合は、入寮できません。

なお、国際学生宿舎の在寮年限は2年間ですので、在学中に下宿等を探す必要があります。

Q 自動車・バイクでの通学はできますか?

大学への自動車での通学は原則認めていません。ただし、1時限目の授業開始時間に間に合う公共交通機関が運行されていない場合や午後8時以降に帰宅に必要な公共交通機関が全く利用できない場合は許可することがあります。また、病気・ケガなどの身体的理由や実験・調査等のため必要である場合、臨時入構許可を出しています。その他、授業や課外活動で自動車が必要な場合、その都度入構許可を出しています。

なお、バイク通学の場合、学生支援課においてバイク登録を行い、所定の駐輪場に駐輪することになり、構内への乗り入れは認めていません。

 

 

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