富士山登山時によくみられる身体の変化 -内科系疾患発症の予防の視点から-
髙木 祐介(たかぎ ゆうすけ)/保健体育講座
「一度は富士山に登ってみたい」そう言われる方々はたくさんいます。ですが、登山は大自然を舞台にして行う身体的な負担が高い活動であることを認識し、気を引き締めて登頂することが望まれます。
そこで、高い山でどのような身体の変化があるのか、どのように予防すればよいのかを解説します。
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富士山登山時によくみられる身体の変化 -内科系疾患発症の予防の視点から-
髙木 祐介(たかぎ ゆうすけ)/保健体育講座
「一度は富士山に登ってみたい」そう言われる方々はたくさんいます。ですが、登山は大自然を舞台にして行う身体的な負担が高い活動であることを認識し、気を引き締めて登頂することが望まれます。
そこで、高い山でどのような身体の変化があるのか、どのように予防すればよいのかを解説します。
狩野 宏明(かの ひろあき)/美術教育講座
現代においては、絵を描く際に何を主題とするかを制作者は自由に考え決定することができます。同時に「いったい自分は何を描けばいいのか」という問題も生じます。
自身の中にある漠然とした感情やイメージを、豊かに広げて絵を描くためにはどうすればよいかを解説します。
舟橋 友香(ふなはし ゆうか)/数学教育講座
他国で行われている算数・数学の授業をみると、言葉はわからなくても、どんな数学的内容が扱われているのかについては理解することができます。
“最もグローバルな言語”である「数学語」ともいえる算数・数学の授業における他国と日本の比較、特徴を解説します。
微分方程式論の一端を覗く -自由落下運動と2次元点渦系を例に-
高橋 亮(たかはし りょう)/数学教育講座
古典力学で最も簡単な微分方程式である自由落下の方程式と、著者が研究している2次元点渦系の方程式を例にとり、自然現象を記述する数理モデルである微分方程式論の一端に触れていきます。
梶尾 悠史(かじお ゆうし)/社会科教育講座
現象学という学問分野を打ち立てたことで有名な「E.フッサール(1859‐1938)」。ところが一般にはあまり知られていないようです。
そこで、高校倫理でも紹介されるお馴染みの哲学者と関係づけながら、フッサールの思想を紹介します。
有馬 義貴(ありま よしたか)/国語教育講座
『源氏物語』という作品名や内容については知っていても、それがどのように現代まで読み継がれ、継承されてきたのかを知っている人は多くはないでしょう。
古典の魅力や価値について、作品自体の内容だけでなく、それ以外の観点からも多角的にとらえていくことの必要性を解説します。
子どもはどうやって友達と一緒に遊び、表現をするようになるのか? -幼稚園での4歳児の6ヶ月間の事例から-
佐川 早季子(さがわ さきこ)/学校教育講座
幼稚園や保育所、こども園は、自分とはちがう多様な他者のあいだで生きるという意味で、社会への最初の一歩と言ってもいいでしょう。
様々な子どもたちがいる中で、どのように友達とかかわりあい、自己表現ができるようになるかを事例をとおして解説します。
豊田 弘司(とよた ひろし)/学校教育講座
自然に頭に記憶として残っているのは、偶発記憶と呼んでいます。反対に、憶えようという意図がある場合は、意図記憶と呼ばれています。
記憶に残る情報とは、どんな情報なのか?記憶を促す情報のタイプを解説します。
石井 俊行(いしい としゆき)/理科教育講座
本学の理科教育講座で石井准教授が研究している内容は、子ども達が理科の授業を受けてなぜ理解できないのかについて真剣に考え、それを学術的にも認められる形にまとめ、それをもとに授業を構成し、子ども達に分かる授業を提供することです。その1つのテーマに、理科と数学を対比させて学習させることで、両教科の共通性を見いだす能力が高まり、生徒の問題を解決する能力が高められるのではないかと考え研究を行っています。そんな当講座の石井准教授の授業と研究の内容をご紹介します。
梶原 篤(かじわら あつし)/理科教育講座(化学教室)
ラジカル反応の一つであるラジカル重合反応を例に、機器分析手段の一つである電子スピン共鳴分光(Electron Spin Resonance, ESR)法によってどのようなことが分かるようになってきたのかを、奈良教育大学で行っている梶原教授の研究の結果を例として紹介します。
井上 邦子(いのうえ くにこ)/保健体育講座
保健体育の分野は、運動生理学、運動学、保健体育科教育、スポーツ社会学、保健、体育哲学(原理)など様々な領域から成り立ち、色々な角度から論じることができます。その中で、本書では筆者の専門分野に即した考えをご紹介します。
手の大きさに適した包丁を使って料理上手になろう
-子ども用包丁の開発-
鈴木 洋子(すずき ようこ)/家庭科教育講座
昨今の子どもたちは刃物を手にする機会が減っているので、家庭科室にある成人用の大きな包丁を怖がる子もいます。そこで、子どもの手の大きさにふさわしく、切断時の負担が少ない包丁を作ろうと思い、十数年間に亘り研究を続けてきました。本書では、その手の大きさに適した包丁の開発についてご紹介します。
杉山 薫(すぎやま かおる)/家庭科教育講座
奈良の特産である葛粉製造中に、最初の葛根を水中で揉む操作の段階で大量に産生される上澄液、および春から秋にかけて旺盛な生命力で空地をたちまち覆ってしまう葛葉の抗酸化能とその抗酸化能を食品に応用した一例を紹介します。
立松 麻衣子(たてまつ まいこ)/家庭科教育講座
私たちの様々な活動を支えるために、地域には様々な機能があります。
地域には、人々がその人らしさを追求して幸せに暮らしていけるように、人々の活動と機能の質を高め、持続可能な地域を創ることが求められます。ここでは、住民が地域をつくるということについてご紹介します。
中谷 昭(なかたに あきら)/保健体育講座
スポーツ選手の望ましい食事はそれぞれの種目特性に応じて異なってくると考えられます。練習や試合において最高の力を発揮するためには、正しい食事をする必要があります。ここでは、特にマラソンのような持久的運動における食事法とその原理についてご紹介します。
日本の唱歌と太平洋の賛美歌 ―唱歌誕生はなぜ奇跡だったのか―
安田 寛(やすだ ひろし)
「蝶々」「蛍の光」「むすんでひらいて」など−。わたしたち日本人が小さい頃に慣れ親しんだこれらの「唱歌」と同じ旋律が、ハワイやミクロネシアの島々、ポリネシアの島々では「讃美歌」として歌われていることを知っていますか?奈良教育大学出版会企画第2号です。