手作り絵本の楽しさ(梶田 幸恵 著) -奈良教育大学 出版会-
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22も簡単に絵を描くことができるように、コンパスと定規(○△□)を組み合わせて描く手本『略画早指南』・『一筆画譜』などを出版しました。当時、大人も子どもも夢中になって模写をしたといわれています。 現在、書店で売っている『エンバリーおじさんの絵かきえほん』のシリーズ(偕成社)は北斎の考えに似て、絵を描くことが苦手な人でも○△□を組み合わせて簡単に描く方法を教えています。 学生が作った『なにができるかな?』という絵本は、小さな子どもに○△□の○をもとに (『なにができるかな?』より)△をもとに (『なにができるかな?』より)□をもとに (『なにができるかな?』より)

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