手作り絵本の楽しさ(梶田 幸恵 著) -奈良教育大学 出版会-
39/73

46(一)紙の下端と左端から、それぞれ二十ミリ(二センチ)幅の糊しろをとります。(二)糊しろの内側の線に合わせて「芯A」を置き、鉛筆で位置を書きます。(三)糊しろと反対側の「芯A」の端に沿って、八ミリ幅の「みぞ」をとります。(四)「みぞ」の次に「芯C」を置き、鉛筆で位置を書きます。(五)そこから、また八ミリ幅の「みぞ」をとります。これで「芯C」の両側に八ミリずつの「みぞ」ができました。(六)「みぞ」の端の線に合わせて「芯B」を置き、鉛筆で位置を書きます。(七)「芯B」の右端から、(一)と同じように二十ミリ(二センチ)幅の糊しろをとります。(八)鉛筆で位置を書いた時に、「芯A・B・C」の上端にも線を引いているので、その線から(一)と同じように二十ミリ(二センチ)幅の糊しろをとります。三.これで、周囲に二十ミリ(二センチ)幅の糊しろ、中央に二本の「みぞ」をもった表紙の材料ができあがりましたので、不要な部分を切り離します。四.位置を描いた部分に糊をつけ、「芯A・B・C」を貼りつけます。(一)糊は上下左右に、二十ミリ(二センチ)程度の幅でつけます。(二)糊は、分厚く塗らないで、薄くてよいから塗りムラのないように塗ります。五.中央の「みぞ・芯C・みぞ」の部分に糊をしっかりつけて、包帯を貼りつけます。 包帯の寸法は、芯の縦より上下五ミリずつ短く、横より一センチずつ長くとり

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です