物質をつくってはかる(梶原 篤 著) -奈良教育大学 出版会-
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梶原 篤 (Kajiwara Atsushi) 1990年 大阪大学 大学院 理学研究科 博士後期課程修了 (理学博士)。 1994年 大阪大学 理学部 助手。 1999年 奈良教育大学 准教授。 2014年 同教授。 【研究テーマ】 化学の基礎研究。20世紀最大の発明ともいわれるプラスチックができていく高分子合成化学反応を手掛かりに、なぜ反応が起こるのか、どのようにして反応が起こるのか、など化学反応の基礎的な研究をしています。電子スピン共鳴分光計という装置を使っています。化学は変化を調べる学問なので、その変化の中身を探る研究です。 【著者の自己紹介】 -子供のころに読んで影響を受けた本 ・ファーブル昆虫記 小学生の時に、子供向けの「ファーブル昆虫記」を読んで、自然科学が興味深いと思うようになりました。 ・化学の学校 中学生の時にオストワルドの「化学の学校」(岩波文庫で今も読めます)を読んで、化学が面白いと思うようになりました。 ・悲の器 高校生の時に高橋和巳の「悲の器」という長編小説(大学で法律を研究している人が主人公)を読んで、この小説を書いた人はいろいろな意味ですごいと感じました。どれもおすすめです。

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