地域をつくる -地域居住学の視点から-(立松 麻衣子 著) -奈良教育大学 出版会-
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- 5 - ⑥ 「地域づくりの目標」の明確化<図 F> 地域づくりの目標が明確に定められており、住民が同じ方向を向いて進むことができている。 ⑦ 「情報発信・共有」手段<図 G> 地域のこと、住民のこと、地域資源(⑤)、地域づくりの目標(⑥)、地域課題(⑧)などの情報が発信されており、住民がそれを共有できている。 ⑧ 「地域課題」を発見し、向き合う<図 H> 地域の課題が発見されている。そして、調査やワークショップなどから、地域の実態と住民の意見を把握して、それらと向き合い、解決方法の検討をしている。 ⑨ 外部機関・団体との「協働」<図 I> 自分たちでは解決できないことを認識し、外部の専門機関・団体との協働体制を整えている。外部機関などとの協働の有無は、地域課題(⑧)を解決する時間と質に関係していく。 ⑩ 「仲間」の発掘<図 J> 様々な活動(③)から、多様で多彩(多才)な人材を発掘し、一緒に汗をかいて地域をつくる仲間を増やしている。人材を地域資源(⑤)と捉えることがポイント。

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