子ども・若者の自立と支援-「子ども・若者支援」という課題の登場-(生田 周二 著) -奈良教育大学 出版会-
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る専門職が存在しています。特にドイツでは、子ども・若者支援が27歳までの若者の権利であると法律で明記されています。 こうした動向も見据えながら、先にも述べた通り、30歳頃までの若者の権利として自立支援が行われることが人格の完成と社会の形成にとって重要ではないかと思っています。関心のある方は、下記の文献を読んでみて下さい。 ◎ 生田周二・大串隆吉・吉岡真佐樹(2011)『青少年育成・援助と教育─ドイツ社会教育の歴史, 活動, 専門性に学ぶ─』有信堂 ◎ 上杉孝實・小木美代子監修(2009)『未来を拓く子どもの社会教育』学文社 ◎ 柴野昌山(2009)『青少年・若者の自立支援』世界思想社 ◎ 宮本みち子編(2015)『すべての若者が生きられる未来を─家族・教育・仕事からの排除に抗して─』岩波書店

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