情報教育からみたプログラミング教育-情報活用能力の育成からみて-(伊藤 剛和 著) -奈良教育大学 出版会-
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●知識及び技能●思考力、判断力、表現力等●学びに向かう力、人間性等特に、学習の基盤となる資質・能力として、言語能力とともに、情報活用能力、問題発見・解決能力等があげられています。学習指導要領総則では、「教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成」の中で『各学校においては,児童(生徒)の発達の段階を考慮し,言語能力,情報活用能力(情報モラルを含む),問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力を育成していくことができるよう,各教科等の特質を生かし,教科等横断的な視点から教育課程の編成を図るものとする』と述べられています。また、情報活用能力は、『情報活用能力は,世の中の様々な事象を情報とその結び付きとして捉え,情報及び情報技術を適切かつ効果的に活用して,問題を発見・解決したり自分の考えを形成したりしていくために必要な資質・能力である。』と述べられています。第1章で紹介した情報教育を背景に、次世代を生きぬく力

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