なぜドイツでは緑の党が「成功」したのか-「68年世代の党」としての視角から-(西田 慎 著) -奈良教育大学 出版会-
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西田慎(Nishida Makoto) 2006年ハンブルク大学社会科学部政治学科博士課程修了(哲学博士Dr.phil.)2008年神戸大学非常勤講師等を経て、2014年奈良教育大学准教授【研究テーマ】「1960年代のドイツにおける社会運動と文化変容に関する研究」。1960年代のドイツの様々な社会運動がドイツの文化変容にどのような影響を与えたか、さらに70年代のフェミニズム、環境保護運動といった「新しい社会運動」の発生にどのようにつながっていったかを明らかにし、その帰結として80年代の緑の党のような新しい政治勢力が誕生していく過程を、主に歴史学的手法で分析しています。【趣味】映画鑑賞、読書、海外旅行。歴史研究者という職業柄、映画を見ても、本を読んでも、時代考証の正確さなど細部に目が行き、なかなかストーリーに集中できません。海外は研究対象のドイツを中心に30カ国を訪問しました。近年は韓国、台湾、中国といったアジアの国々を積極的に訪れています。ヨーロッパ史の研究者ゆえ、ヨーロッパ中心史観(ヨーロッパの視点で物事を見ること)に陥らないようにするためです。【高校生のときに読んだ本】向田邦子『父の詫び状』。エッセイというよりも、庶民の生活史として読みました。 著者西田にしだ慎まこと 2019年3月31日 第1版 奈良教育大学出版会 〒630-8528 奈良市高畑町 TEL: 0742 (27) 9135FAX: 0742 (27) 9147 E-mail: g-kenkyu@nara-edu.ac.jp URL: http://www.nara-edu.ac.jp/PRESS/ なぜドイツでは緑の党が「成功」したのか -「68年世代の党」としての視角から-

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