障害のある子どもや人の“こころ”を理解するために(富井 奈菜実 著) -奈良教育大学 出版会-
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このように幼児期の発達や発達段階、これらに基づく発達診断法について研究が進んできています。まだ分からないことが多いのですが、ひとつずつ明らかに、そして確かになっていくことがあります。このような研究の面白さをぜひ皆さんにも感じてもらえたら、と思っています。 参考文献 (1)「生澤雅夫・松下裕・中瀬惇編著(2007)『新版K式発達検査2001実施手引書』京都国際社会福祉センター」より。 (2)本エピソードおよび解説は、奈良支部事務局(2019)「全国障害者問題研究会奈良支部機関紙『たちあがる』,No.178」を一部修正の上、引用した。 (3)田中昌人・田中杉恵(1986)「子どもの発達と診断4幼児期Ⅱ」大月出版 (4) (1)に同じ。 (5) (1)に同じ。 (6)「荒木穂積他(2015)『新しい発達診断法開発の試み(その2)』日本発達心理学界第26回大会ラウンドテーブル」より。 (7)(6)の指定討論内、服部敬子によるコメント。 (8) 「富井奈菜実他(2016)『新しい発達診断法開発の試み(2)―幼児期における発達の基本構造の検出―』立命館産業社会論集第52巻第1号」より。 (9) (1)に同じ。 (10) (1)に同じ。ただし、本検査の名称は「大小比較」。

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