異文化理解を研究する-日本のイスラームを例として-(小村 明子 著)- 奈良教育大学 出版会 ー
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小村明子(Komura Akiko) 2012年上智大学大学院 グローバル・スタディーズ研究科 地域研究専攻博士後期課程単位取得満期退学 地域研究(博士) 2018年立教大学社会学部 兼任講師 2021年奈良教育大学 国際交流留学センター 特任講師 【研究テーマ】文化人類学で、異文化社会におけるイスラームを研究しています。特に現在は、日本のイスラームについて研究しています。戦前の歴史資料を読み込んで調査するだけでなく、日本のムスリムたちに会ってインタビューしたり、彼らと一緒にイスラームの行事に参加したりと、彼らと一緒の時間を過ごすことでムスリムの生活を知って理解することに取り組んでいます。【好きな映画】「アラビアのロレンス」非常に長い映画で、休憩を挟んで観る映画です。第1次世界大戦前から戦間期にかけての歴史上の人物です。砂漠の広がる幻想的な風景が印象に残っています。世界史が好きな人におすすめです。「インデペンデンス・デイ」1996年に上映された一作目をおすすめします。上映当時は英語を猛勉強中で、この映画の英語のセリフ集を入手して全てのセリフを丸暗記したことを覚えています。映画では、大統領や政治家、街中の人びとが主役です。彼らが日常的に使用する英語を学ぶこともできます。特に大統領の演説シーンのセリフは、今でも覚えています。【座右の銘】「高い志」大学院時代に恩師から頂いたお言葉です。「地域一」でもなく「日本一」でもなく「世界一」をとるように努力することを意味します。単なる志ではありません。志を高く持てば、たとえ「世界一」になれなかったとしても「地域一」「日本一」に自ずとなっている可能性があります。また、世界を目指すと、多少の挫折にはへこたれません。 写真 ( 40mm×50mm程度)

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