「楽譜の裏側に隠されたもの」に迫ろう-民謡を取り入れたピアノ独奏曲を例に-(鈴木 啓資 著)- 奈良教育大学 出版会 ー
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鈴⽊ 啓資 ( Keishi SUZUKI ) 2021年 東京⾳楽⼤学⼤学院 ⾳楽研究科⾳楽専攻 博⼠後期 課程修了(⾳楽博⼠) 2018年 甲斐清和⾼等学校⾳楽科 ピアノ⾮常勤講師 2020年 埼⽟県⽴松伏⾼等学校⾳楽科 ピアノ⾮常勤講師 2022年 奈良教育⼤学 ⾳楽教育講座 准教授 【研究テーマ】 ドホナーニ・エルネーの直系の流れを汲む研究者として、ドホナーニを中⼼としたハンガリーの⾳楽、ピアノ教育について研究しています。ピアノ独奏や室内楽(アンサンブル)の奏者としてだけでなく、指揮者としても活動しながら、多⽅⾯からピアノという楽器に対してアプローチをしており、その⼤切さを⽇々感じています。 【趣 味】 ⾃然の中で過ごすこと、旅⾏、ドライブ、釣り、囲碁など。 【休⽇の過ごし⽅】 疲れているときはとにかく休みます。ただ、性格的に家でのんびりするよりはアクティブに動き回りたいタイプなので、結局1⽇中家にいるという⽇はあまりありません。 【今の研究分野を選択したきっかけ】 幼い頃から⾳楽教室に通っていたのですが、⾼校に⼊学した頃にもっと本格的にピアノを勉強したくなりました。その後、かなり悩んで⾳⼤進学を決めました。ドホナーニの⾳楽に出会ったのはハンガリー留学中ですが、私の先⽣がドホナーニの孫弟⼦であり、「ドホナーニの部屋」という部屋でレッスンをしていただいていたことから興味をもちました。ドホナーニの楽曲を初めて聴いたときには、そのロマンあふれる⾳楽に魅了されたことを鮮明に記憶しています。

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