ならやま 2014年春号

ならやま 2014年春号 page 10/24

電子ブックを開く

このページは ならやま 2014年春号 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
奥吉野実習林親子で夕食作り野外実習での毎木調査野外実習で岩石採取シュロの葉でバッタ作り生活キャンプでテント設置Point自然環境教育センターでの授業実習園栽培実習・栽培演習・教科(生活)・幼児と環境(Ⅰ・....

奥吉野実習林親子で夕食作り野外実習での毎木調査野外実習で岩石採取シュロの葉でバッタ作り生活キャンプでテント設置Point自然環境教育センターでの授業実習園栽培実習・栽培演習・教科(生活)・幼児と環境(Ⅰ・Ⅱ)・社会科教育演習などの授業を通して、さまざまな作物を育てる技術や指導技術を学びます。実習林生活(集中:キャンプ)・野外実習―自然の中での理科教育―では、実習林でのキャンプと野外活動を通して、自然環境の厳しさや自然そのものをいろいろな角度から学びます。自然環境教育センターの展望私たちは自然環境に大きく依存しているにもかかわらず、生活は都市を中心としており、日常生活の中で自然とのかかわりを感じることは困難です。そのため、有意義な自然環境教育が必要です。施設容量に限りがあるために十分実施できているとはいえませんが、奈良実習園と奥吉野実習林は、農作業や野外活動という実体験を通じて自然の恵みや厳しさを体験できる施設であり、これからも本学の学生のみならず一般市民に対しても実体験を通じた自然環境教育を投げかけてゆきたいと考えています。さらに、幸い建物付近は無事だったのですが、平成23年9月に実習林内で起こった土砂災害を契機に、以前とは異なる在り方も模索しつつあります。私たちが生きてゆくうえで災害は避けて通れません。私たちが災害を止めるのは難しいですが、うまく付き合ってゆく必要があります。山間地などの教員となる可能性のある奈良教育大学の学生にとって、今後は災害にも目を向けてゆく必要があると考えます。そのため、不幸な災害ではありましたが、それに向き合って新たな展開を模索しています。Voice研究部員はなき花木か佳よ代こ子さん自然環境教育センターはとてもオープンなところです。私のような少し自然(特に生き物)に興味のある一主婦でも研究部員として受け入れてくださいました。実習林での親子キャンプの参加に始まり(このとき息子は4歳でした)、実習園での米作り、餅つき、畑の講座、それを通じての自然環境教育センターの人達との交流は生活の一部と言えるものとなりました。これからも自然に関われる活動をしていきたいと思います。自然に興味のある方は、気軽にセンターの講座に参加されると世界が広がるかも…おすすめです。9_SPRING 2014ならやま平成23年9月の台風12号の影響により、実習林山頂への登山は自粛をお願いしています。詳細は財務課へお尋ねください?0742-27-9112