ブックタイトルならやま 2014夏号

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概要

ならやま 2014夏号

奈教のひみつ学生広報スタッフ“なっきょん’s CLUB”企画取組紹介~教師力サポートオフィス~次世代教員養成センター2号館内に「教師力サポートオフィス」を設置し、教師になるために必要な能力や学ぶべき知識を身につけるためのさまざまサポートを行っています。今回は、その一部を紹介します。http://jisedai.nara-edu.ac.jp/open/netcommons/htdocs/?page_id=178モデル教室次世代教員養成センター2号館には、小学校や中学校の学級教室を再現した「モデル教室」があります。実際の教室の三分の二程度の大きさですが、壁や床、黒板、ロッカー、机やイス、教卓、教壇など、一般的な教室にあるものはたいてい揃っています。モデル教室では、授業等の機会を用いて、学生のみなさんが座席の配置を考えたり、掲示物を作ったりしています。平成26年度は、小学校2年生の教室を再現しています。こうした取り組みを通して、学生のみなさんには、教室内の物の配置や掲示物などの教室環境に込められた教育的な意図について、実践的に学んでもらっています。同時に「モデル教室」は、教育方法や教科教育法などの授業で行う模擬授業や、教育実習事前・事後指導などでの教材づくり、あるいは教員採用試験対策としての面接・討論練習の場としても利用してもらっています。学校の先生が受け持ちの教室を整備することは、たんなる「作業」ではなく、その先生の教育観を体現する「実践」と言えます。とりわけ教室環境づくりに参画した学生のみなさんには、教室環境という側面から、学校現場に出た時にすぐに通用する実践的指導力を磨いていってほしいと願っています。また、模擬授業等の機会にモデル教室を利用する学生のみなさんにも、整備された教室環境をよく観察し、そこに込められた意図について、考察を深めてほしいと思います。次世代教員養成センター准教授あかざわ赤沢はやと早人実際のモデル教室そうじ当番表先生から見た風景かかり列車短焦点型プロジェクタ白い壁は全面ホワイトボードクラスメイトの手作りデータ15_SUMMER 2014ならやま