ブックタイトルならやま　2014夏号

概要

ならやま　2014夏号

特集新機能満載！図書館リニューアル教育学部学校教育教員養成課程理数・生活科学コース4回生すぎもとじゅんいちさん杉本淳一大阪府立刀根山高等学校出身遅くまで使える上に、台数が多く、また土曜日も開放されているのでとても便利です。授業準備やレポート作成などに活用しています。＜ライぶらりギャラリー＞展示ケースを兼ね備えた、「ぶらり」と見ていただけるギャラリースペースです。学生ボランティアによる展示企画などを、定期的に開催しています。＜情報サテライト室＞学生が自由に使える共同利用パソコンが約30台あります。割り当てられたアカウントを使用して、電子メール、インターネットへのアクセスやレポートの作成をすることができます。また、電子教科書を使うこともできます。＜閲覧室＞比較的新しい図書やよく使われる図書が約10万冊あります。これ以外にも約30万冊の図書・雑誌が書庫にあります。閲覧室の座席は、個人で静かに学習する場所で、「図書館」らしい場所です。大学院修士課程教科教育専攻2回生はっとり服部あんり安里さん隣席との仕切りがある机が多く配置され、より勉強に集中しやすい環境になったと思います。また、教員採用試験対策に役立ちそうな図書がたくさん用意されています。教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻国語教育専修2回生しばさきまさとさん芝﨑真聡私立米子松蔭高等学校出身自動販売機が設置されており、飲み物を飲んだり話をしたりすることができるので、息抜きにぴったりです。勉強中に疲れた時などに利用し、リフレッシュしています。＜リフレッシュスペース＞新聞が置いてある「くつろぎ」の場所です。飲み物の自動販売機もあり、勉強の合間にちょっと休憩するには最適の場所です。窓にいる「なっきょん」とともに、ゆったり過ごせます。＜AV室＞DVDを中心に、さまざまな視聴覚資料があります。個人用ブースと少人数で楽しめるソファー席があり、映画を見るだけではなく、語学の学習にも活用されています。館長よりごあいさつなかたに図書館長中谷あきら昭これまで図書館は、雑誌や図書などの学術情報の収集・提供や、学外の学術情報へのアクセスを支援することが主な機能であると考えられてきました。しかし、近年「従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業から学生が主体的に問題を発見し解を見いだしていく能動的学修（アクティブラーニング）への転換」の必要性が叫ばれ（平成25年8月28日中央教育審議会答申）、新たな学修の場として多くの大学図書館にラーニング・コモンズが設置されてきました。本学においても、昨年行われた図書館の第2期改修工事においてラーニング・コモンズを設置しました。ラーニング・コモンズは、グループ学習や模擬授業など、多様な学習活動に対応できる空間であり、これまでの一人で静かに勉強するという形態とは全く異なる機能を有しています。しかし、新たな空間を有効に利用していただくためには、大学院生や仲間による学習支援、アクティブラーニングを積極的に取り入れた授業の展開など、学生や先生方のご協力が不可欠です。奈良教育大学の図書館を皆さんとともにより良いものにしていきたいと考えていますので、ご協力ご支援よろしくお願いします。また多くの方のご来館を心よりお待ちしています。3＿SUMMER 2014ならやま