ブックタイトルならやま　2014夏号

概要

ならやま　2014夏号

特集新機能満載！図書館リニューアルえほんのひろば「えほんのひろば」は、大学図書館には珍しい絵本の部屋です。古典的な絵本から最新の絵本まで、独自の視点で厳選された約3,000冊の蔵書が自慢です。絵本の一部は表紙を見せて面展示されており、思わず手に取りたくなります。授業でも使用しますが、図書館開館時であれば、学生はいつでも利用できます。室内にはカーペットが敷かれており、リラックスして絵本を見たり、友達とワイワイ読みあったり、絵本のいろいろな楽しみ方ができます。10月からは一般開放も予定しており、地域の子どもたちと交流しながら実践力の向上もめざします。一般開放に向けて、私たち学生が中心となって、看板や案内を手作りしたり、季節の絵本コーナーなど展示方法を工夫したりするなど、「えほんのひろば」がより楽しく居心地のよい空間になるように環境を整えています。定例の読み聞かせ会のほかにも、クリスマス会など、地域の子どもたちと一緒に楽しむ企画も考えています。学生スタッフより図書館展示スペース「ライぶらりギャラリー」ブックハンティングという学生参加型のイベントをご存じでしょうか？学生さんたちが、書店等で直接「大学図書館に置きたい本を選ぶ」選書ツアーです。例えば、今話題の本、卒論・修論用、教養・専攻に関係する本など、自分はもちろん、皆に読んで欲しい本を選んでもらっています。本学では平成22年の「国民読書年」をきっかけに開始しました。大阪のブックフェアまで出かけることもありましたが、奈良駅近くの書店に協力してもらうことが多いです。図書館に既にある本はせっかく選んでもらっても購入しないことになっているため、決められた予算枠がある中、OPACを検索してから選ぶなど、真剣に取り組んでいます。購入した本は、一定期間コーナー展示された後、本棚の所定の位置に移されます。背に「ブックハンティング」というシールが貼られていますので、先輩方の選んだ本を追いかけてみる、というのも面白いと思います。今年度も秋に開催を予定していますので、機会がありましたら是非ご参加ください。図書館の入り口からラーニング・コモンズへの通路、ここは新しくなった図書館に設けられた展示スペースです。利用者に「ぶらり」と立ち寄ってもらえるようなスペースをイメージして「ライぶらりギャラリー」と名付けられました。展示ケースは大小あわせて４台。教育資料館では少し規模が大きいかな…と感じていた展示も、ライぶらりギャラリーならちょうどいいかもしれませんね。サークルや専修の作品発表など、図書館を訪れるいろんな方に見ていただくことができます。展示には興味があるけど……という方は、展示企画や運営まで体験できる教育資料館ボランティアとして活躍することもできます。ライぶらりギャラリーは、図書館の中で「学生が思いどおりに演出できるスペース」です。大学での学習・研究においては、必要な資料・データを自ら収集できることが必須のスキルです。その過程では、図書館をいかに活用できるかが重要なカギとなります。インターネットでさまざまな情報が入手できるようになりましたが、リアルな「紙」でしか手に入れられないものは、まだまだあります。せっかく見つけた資料にもかかわらず、近所の図書館にない。買おうとしても見つからない。そのままあきらめてしまったという経験はないでしょうか。そのような時には、図書館の「相互利用サービス」をぜひご活用ください。これは、図書館どうしで協力し、お互いが持っている資料の貸し借りやコピーの取り寄せを行うものです。このサービスを利用すれば、北海道から沖縄、さらには海外からも欲しい資料を取り寄せることができます。このように、学習・研究のために図書館を活用し、ひたすら貪欲になってみてはいかがでしょう。図書館活用法～資料の入手は貪欲に～図書館概要https://libwww.nara-edu.ac.jp/drupal/・開館時間：授業期間月～金9時～21時土10時～17時試験期間や教育実習期、休業期などは開館日時が変更になります。詳しくは、図書館のホームページをご確認ください。・学外の方も、どなたでも事前連絡なしで閲覧・複写ができます。ただし、貸出用カードの発行には条件があります。5＿SUMMER 2014ならやま