ブックタイトルならやま2015春号

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概要

ならやま2015春号

特集奈良教育大学のユネスコスクール活動とESD奈良教育大学とユネスコスクール2007年本学がユネスコスクール認定2008年附属中学校がユネスコスクール認定2008年8大学でユネスコスクール支援のネットワークを設立(ASPUnivNet)2010年世界遺産教育全国サミット開催2011年持続発展・文化遺産教育研究センター設立2011年ASPUnivNetの事務局を担当(2年間)2012年学ぶ喜びプロジェクト開始2013年第4回ユネスコスクール全国大会開催2014年次世代教員養成センター・ESD課題探究部門設置2014年奈良ESDコンソーシアム事業開始2014年附属小学校がユネスコスクール認定平成25年度ESD子どもキャンプテーマ「あい」ESD子どもキャンプでのフィールドワーク附属幼稚園での出張授業奈良教育大学は、日本で初めてユネスコスクールに加盟した大学です。ユネスコスクールとは、UNESCO(国際連合教育科学文化機関)が認定する、ユネスコ憲章に則った教育を行っている学校です。現在、日本では、800校以上が加盟しています。その自治体にある小中学校等すべてがユネスコスクールに加盟しているというような自治体もあります。ESDとは、Education for Sustainable Developmentの頭文字をとったもので、「持続可能な開発のための教育」といわれます。現在の私たちの暮らしは、持続不可能なことが示唆されています。その中で、現在と未来世代の環境・経済・文化・人権・平和などを維持し、公正な社会を築いていくために、私たちの価値観を変え、行動の変革を求める教育がESDです。2002年に日本からの提案で、「国連ESDのための10年(DESD)」が国連で採択され、ESDの主導機関として、UNESCOが指名されました。また、日本では学校現場におけるESDの推進拠点としてユネスコスクールが位置付けられました。本学では、ユネスコスクールやESDに関わる活動として、“地域と連携した「学ぶ喜びを知り、自ら学び続ける」教員の養成に向けた、持続可能な発展のための教育活性化プロジェクト(以下学ぶ喜びプロジェクト)”と、“グローバル人材育成を見据えたESDコンソーシアムの構築とユネスコスクール間交流によるESDの推進-国際(Think global)と国内(Act local)の融合-(以下奈良ESDコンソーシアム)”の2つのプロジェクトを展開し、次世代教員養成センターに、ESD・課題探究部門を設置しています。また、附属中学校も、ESDに全校で取り組むホールスクールアプローチの実践校として有名です。2014年には、附属小学校もユネスコスクールに加盟しました。SPRING 2015ならやま_2