ブックタイトルならやま2015夏号

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概要

ならやま2015夏号

特集ICT活用推進のための取り組みICT活用および情報教育に関連する授業の一部奈良教育大学では、<新任教員に求められる資質能力目標に基づく教員養成のためのカリキュラム・フレームワーク>として、7つの目標資質能力基準を作成し、本学の教員養成教育の質の保証とその評価・改善に取り組んでいます。この1つの「情報活用能力」の育成について、情報教育部門の伊藤剛和教授・古田壮宏准教授が担当しているものの一部を紹介します。1年生授業名:「情報機器の操作」教育現場で必要となるICT機器操作の基礎的な知識・技能について学ぶ授業です。授業名:「板書実践指導」2年生小・中学校の教育現場において授業中の教員の板書はこどもたちの学習理解度に大きく影響を与えます。単に字を上手く書くことができるようになるのではなく、黒板上の文字の配置やレイアウトが上手くなるように、空間配置能力・板書構成力などの実践的な力を身につけることを目的とした授業です。この授業の一部を伊藤教授、古田准教授が担当し、電子黒板や書画カメラの利用について学びます。▲書画カメラ・電子黒板を用いて板書のスキルがどのくらい向上したか比較・説明している学生▲パワーポイントでプレゼンテーション資料を作成している様子3年生授業名:「中等教科教育法(情報)」高等学校における教科「情報」を教える能力を養うことを目的とした授業です。情報活用能力を高める授業方法の学びとともに、ICT機器等を活用して、知識の定着や技能の習熟を図れるように指導できることや、児童生徒の授業や学習活動に必要なICTスキルについて指導できることを目指しています。▲情報モラルについて話し合い活動をしている様子授業名:「教職実践演習」4年生大学生活のまとめとして、様々な活動や学びをカリキュラム・フレームワークに基づき振り返ります。その過程において足りないところを自覚することで、さらなる向上を目指すための授業です。この一部として、大学生活で身につけた「情報活用能力」について振り返り、相互に発表、コメントします。▲教科「情報」の模擬授業を実施している様子京都教育大学で開講されている「情報」の授業とビデオ会議でつないで、京都教育大学の学生とお互いの模擬授業を受けたり、意見を交換したりしています3_SUMMER 2015ならやま