ブックタイトルならやま2015夏号

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概要

ならやま2015夏号

特集ICT活用推進のための取り組みICT活用サポーター活動情報教育部門では、教育現場でのICT活用に興味のある学生を募り、「ICT活用サポーター」という活動を支援しています。活動の主な目的としては、参加学生の「教員として必要なICT活用能力の向上」と学校現場での活用のサポートをすることです。平成24年度後期より、月に1回程度の勉強会やOJT(On theJob Training:現場で働きながら学ぶ)を進めています。具体的には、右のような活動です。また、これらの活動を記録・共有し、振り返りを実施することでさらなるICT活用能力の向上を目指しています。●勉強会:学校現場でのICT活用の実践例を学ぶ●演習:グループディスカッション・グループワーク●附属学校および大学内でのOJT勉強会学校でのICT活用をサポートするための基礎知識を様々な形で学ぶために以下のような取り組みを行っています。●ICT機器・デジタル教科書等の試用や利用方法の検討●学校現場での活用事例の紹介およびそれに基づく議論●附属学校のICT環境の見学●学校現場のICT運用・活用支援をしているNPOの担当者による、学校のICT環境や各種機器の運用や支援のポイントの紹介●教育関係企業の講師による指導の下で、教育支援の留意点、教室でのICT活用の支援検討などを議論▲実際に機器を操作している様子▲I CTを活用した授業実践の様子を視聴参加者の声私は2回生のとき、このICT活用サポーターの存在を知り、活動に参加しました。主な活動は、近年学校現場にも導入されてきた、電子黒板やタブレット機器などの利用方法を考えたり、実際に学内や学校現場でのサポートに入ったりすることです。また、自分達でも新しいICT機器を使うことができるように仲間たちと一緒に勉強会をしたり、地域と連携したICT活用事業に参加したりもしてきました。これから学校現場で積極的に使っていくことになるICT機器を研究している場の1つに携わる事ができ、実際に自分が触り考える活動を通して、自分が教員になった際に、これらの機器の利用法を考えるのがスムーズになる事や、情報活用で気をつけるべき事など、今のネット社会を生きていくための知識やスキルが身についたことを体感しました。今後も、サポーターの仲間と共に、ICT機器を正しく活用できるよう伝えていく中で、私も学び続けていくことができればと考えています。教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻数学教育専修うめもとなおや4回生梅本直哉さん〈大阪府立北千里高等学校出身〉5_SUMMER 2015ならやま