ブックタイトルならやま2016春号

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概要

ならやま2016春号

奈教のひみつ学生広報スタッフ“なっきょん’s CLUB”企画授業紹介?留学生と国内学生がともに学ぶ異文化理解研究・現代日本論?(担当:岩坂泰子(英語教育講座・特任講師)・和泉元千春(国際交流留学センター・准教授))本学では、教養科目から専門科目まで数多くの授業が開講されています。その中から今回は、留学生と国内学生の合同授業の様子を紹介します。授業の流れ第1部STEP1(第1?2回)異文化と出会う他者紹介や異文化体験の語りを通して自分にとっての「他者」との出会いを体験します。STEP2(第3?4回)言語のバリエーションと社会性の関係を考えるアナと雪の女王「生まれてはじめて」方言バージョンを聞き比べたり、自分のことば(母語)でしか表現できないことについて共有しながら、一つの言語内の変種の社会的なイメージの理由やことばとアイデンティティの関係を考えます。STEP3(第5?6回)STEP4(第7?8回)文化を再定義する「国」という静的な概念でとらえがちな「文化」を「個の文化」として再定義します。なじみのない食べ物に対するイメージや性同一性障害児童の事例をとりあげ、文化って何?を考えます。他者理解における違和感を客観的に捉える留学生と国内学生の初対面の会話、精神障害施設での初対面の会話を取り上げ、「異なる文化」「異なる他者」と交わる中で造り上げられる他者と自己のイメージを会話分析の手法を用いて分析的に理解します。15_SPRING 2016ならやま