ブックタイトルならやま2016春号

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概要

ならやま2016春号

特集学教員になるための学4年間のび教員養成大学である奈良教育大学では、学生が卒業後に、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で即戦力として活躍していくことができるように、4年間を見通したカリキュラムを編成しています。学生は、教員としての基礎的な教養をベースに、各教科等の内容と指導方法に関する知識と能力を身につけていきます。同時に、学校教育に対する期待や要求が高まるなかで、ますます高度化・複雑化する教職に関する知性を磨いていきます。学生は、「教科系列」および「教職系列」と呼ばれている科目を学ぶことで、これらの課題にチャレンジしていきます。「教科系列」と「教職系列」はいずれも、大学の講義室での学びを中心に展開されます。両方の系列で学んだ知識や能力を実際の学校現場に適用し、教育実践力を磨いていくのが、「実践系列」と呼ばれる科目です。「実践系列」の科目では、学校現場のリアルに直面します。高学年になると、教育実習生という立場で学校現場の課題に自分の力で立ち向かっていきます。「実践系列」での学びを通して、卒業後に教員として働くための実践的な知識を蓄えるとともに、やりがいはあっても苦しいことも多い教員という仕事に就くための「覚悟」を決めていきます。そういう意味では、「実践系列」は、「教員という仕事に就く自分」を見つめるためのキャリア教育的な役割も果たしています。「実践系列」はすべての科目が必修科目であり、とくに1、2回生の科目については、すべての単位を修得しないと3、4回生の教育実習に赴くことができない仕組みになっています。条件はシビアですが、教育実習では実際に子どもたちに教育指導を行うという重い責任がありますので、こうした科目をしっかりと履修し、子どもの前に立つために必要な知識や能力を身につけることが必要となります。1回生前期1回生後期2回生前期2回生後期3回生4回生前期4回生後期科目名教職入門現代教師論教育実習スタートアップ(介護等体験)教育実践基礎演習教育実習事前指導教育実習(主免許)教育実習事後指導教育実習(副免許)教職実践演習次のページからは、これらの科目のうち、「現代教師論」(1回生後期)、「教育実践基礎演習」(2回生後期)、「教育実習」(事前事後指導含む、3回生前・後期)、「教職実践演習」(4回生後期)の4科目の学びについて紹介していきます。SPRING 2016ならやま_2