ブックタイトルならやま2016春号

ページ
4/24

このページは ならやま2016春号 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

ならやま2016春号

特集教員になるための4年間の学び現代教師論1回生後期の「現代教師論」は、4年後に自分がどのような教員になりたいかというイメージを形成することを目指す科目です。様々な教育現場の話を聞き、見学に行った上で、考えを交流します。以下、授業の特色について紹介します。特色1教員のしごととその魅力にふれる幼稚園、小学校、中学校、特別支援学級といった様々な教育現場で長く働かれている先生方の実践に学ぶことができます。それぞれの教育現場での子どもの姿、子どもの成長・発達を支援する教員のしごと、その苦労ややりがいについて伺います。また、様々な教育現場を広く見渡すことで、視野を広げることができます。特色3今後の学びの方針をつくる先生方の話を聞き、学校園の見学をした後は、グループで気づきや学びを交流します。同じ話を聞いても、同じ授業を見ても、人によって受け止め方は様々です。交流の中で自分の考えを深めることで、自分が目指す教員像を少しずつ形成していくことができます。また、そのような教員になるために必要な学びは何かという視点から、2回生以降の学びの方針を立てます。受講者の声特色2教育現場に学ぶ大学の附属学校園に授業見学にいき、日々の教育実践の一コマに触れます。教育実習で出会う子どもとの最初の出会いの場でもあります。「教員の目線」にたって授業を見ると、子どもの立場で授業を受けていた時には気付かなったことが見えてきます。学ぶ側から教える側への視点の転換は、教員を目指す上での大切な一歩です。教育学部学校教育教員養成課程教育発達専攻教育学専修1回生ちんぜいしょうた鎭西晶太さん私立奈良学園高等学校出身この講義を受けて、幼・小・中・特別支援の先生の苦労や働きがいを知ることができました。学校見学では、現場の空気や先生方の工夫をこの目で見て感じることができ、教師という仕事のあり方や子どもとの接し方について深く学ぶことができました。最後のディスカッションでは、個を見ることと、全体を見ることのバランスが重要だという考えがもっとも心に残りました。講義を通して、教師になる一歩が踏み出せたのではないかと思います。3_SPRING 2016ならやま