ブックタイトルならやま2016夏号

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概要

ならやま2016夏号

「職能成長」)を自分の変化を語る時の切り口として活用できるようにしています。このシステムに蓄積されたものは、卒業するときに一括でダウンロードできるので、学生時代の成果を卒業後も確認することができます。すでにいくつかの授業でシステムの利用が始まっていますが、その利用方法はさまざまです。授業中に友だちにスマートフォンのカメラで記録してもらったプレゼンテーションを確認して気づいたことを投稿したり、授業中にメモしたノートの写真をアップロードしておいたりするという使い方もみられます。共同で冊子をつくるための編集作業に利用されることもあります。学内独自のプログラムに参加した際の能力認証のための利用も始まりました。こうしたさまざまなニーズに基づく利用方法の相談に応じたり、操作面での支援を行うために、本学内にサポートデスクが設けられました。サポートデスクは定期的にメールマガジンで情報発信したり、Webページでマニュアルを公開したりしています。また、依頼に応じて授業で操作説明をしたり、オムニバス形式の担当教員を対象とした操作説明会を開いたりします。このような活動を通して得られたシステムに対する要望を集めて、開発業者と改修の相談を行うことも、サポートデスクの仕事になります。ポートフォリオを用いた学習プロセスポートフォリオの一例4おわりに学生のみなさんが卒業したあと、さまざまな課題に専門家として向き合うとき、ひとりで悩み苦しまず、やりがいをもって過ごしていけるように、さまざまな取り組みが検討されています。ポートフォリオを用いた学びもそのひとつと言えますが、以上のような取り組みは始まったばかりですので、こうした取り組みによる成果や具体的な変化については慎重に観察を続けていく必要があります。参照「全学ポートフォリオとは?」(本学ホームページ内専用Webページ)http://www.nara-edu.ac.jp/students/portfolio_top.html「cuffet(カフェット)」http://www.nara-edu.ac.jp/ADMIN/KYOUMU/cuffet_index.html9_SUMMER 2016ならやま