ブックタイトルならやま2016夏号

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概要

ならやま2016夏号

どんな授業?「校外学習指導特講」は、教育学専修の2回生以上を対象にした専門科目です。社会教育主事資格取得のための科目でもあるので、他専修の学生も履修しています。学校教育は、教室の中だけで行われるのではありません。むしろ、遠足や修学旅行などの校外学習が強いインパクトをもつことが多くあります。この科目では、学校外で行う教育活動の意義や内容について学び、国際理解教育や多文化共生教育をテーマに、博物館を活用した校外学習を構想していきます。本学は、日本で最初にユネスコスクールに加盟した大学ですが、この科目は、ユネスコスクール推奨授業科目のひとつでもあります。毎年、留学生を含めて15人程度の学生が履修しています。ゲームで次第にうちとけてSTEP4(第9?11回)子どもに出会うフィールドワーク奈良県外国人教育研究会が主催する「なら子ども国際フォーラム」に参加して、外国にルーツをもつ子どもたちと出会い、触れ合う機会をもちます。自己紹介や世界の遊び、お国料理での立食パーティーなどを通して、子どもたちの姿や願いを学びます。受講生の声やっぱり教師はすごい。たとえ言葉が伝わらなくても、児童を笑顔にするコメント、興味をひかせるゲームを行って交流しており、私ももっとこのような現場で学んでいきたい。言葉だけではなく体のふれあいや表現でも十分通じ合えることが実感できた。STEP6(第15回)ふりかえりとまとめこれまでの授業をふりかえりながら、多文化共生力を育てるにはどうしたらよいか、教師をめざす自分たちのグローバルな視野を広げるには何が必要か、全員でまとめていきます。これがゲルか!本物の威力これ、授業に使えそうSTEP5(第12?14回)博物館への遠足いよいよ国立民族学博物館での遠足を企画・実行します。各自で考えた遠足の目的や目標、授業の展開などを持ち寄って、グループで話し合います。そして、実際に全員で博物館に出向き、子どもの体験を深める工夫や、子どもを引率する際の注意などについて考えていきます。SUMMER 2016ならやま_16