ブックタイトルならやま2016夏号

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概要

ならやま2016夏号

学び続ける教員を養成するための地域融合拠点の形成?学校現場に求められる教員養成へ?特集教員研修システム専門部会高大接続連携専門部会小学校英語教育連携部会ICT教育連携専門部会へき地教育連携専門部会分野を中心に地域と融合する大学を目指す。に教育組織・教員組織の再編などの自己改革を進め、教育を果たし、現職教員研修等を協働して実施するため、持続的教育の指導的役割を担う教員を養成する大学として中心的役割教育委員会、学校、地域と連携・協働して奈良県における学校戦略2取組1その研究成果を発信・展開する。現代の教育的課題に対応するプロジェクトを組織し、ESD(持続可能な開発のための教育)を核とした教員養成の高度化?教員養成・研修におけるESDモデルプログラムの開発と普及?取組2地域融合で築く理数教育研究拠点における実践的高度教員養成プログラムの開発取組3学校教育体系全体を視野に入れたインクルーシブ教育システムの構築と合理的配慮・ユニバーサルデザイン教育の開発会議の「最終報告」(平成28年3月)にも活用した学びの推進プロジェクト)に連対応しており、本学においても第3中期携して取り組み、県内教員のICT活用に目標期間での実施を目指します。よる一層の指導力の向上を図るとともに、へき地を実証校として活用すること3小学校英語教育連携事業による組織的支援と、質保証を目指し既に、奈良県教育委員会との連携協た研修の実施や研修プログラムの開発議会の下に専門部会を設置(平成26年6を目指しています。月)して検討を進めているところですが、さらに、へき地におけるICT活用の関現行の「英語指導パワーアップ講座」(平連性を重視し、本学が平成24年度より成26年度から)や「英語教育強化地域拠「京阪奈三教育大学連携事業」として取点事業」(平成26年度から)を基盤とし、り組んできたICTを活用した事業の一つ本学学生・院生及び県内英語教育担当である「双方向遠隔授業システム」等の教員の資質・指導力の向上を図るとと実績をふまえ、そのノウハウやリソースもに、県内の小学校英語教育の改善にを活用し遠隔教育を推進していくことを資するものです。目指しています。4ICT教育連携事業5へき地教育連携事業本学学生及び県内学校教員の資質・奈良県南部や山間地域では、過疎化、指導力の向上を図るとともに、県内学高齢化が進展しています。こうしたへき校のICT環境整備及び運用体制に関す地における教育環境の改善を図るべく、る協働支援体制を構築するものです。連携による現地教育支援を行うとともに、奈良県教育委員会が採択(平成27年複式学級・小規模学級の特性を活かした度)を受けた、文部科学省の「ICTを活体系的な指導方法を確立するものです。用した教育推進自治体応援事業」(ICTをこの指導体制は、平成28年度から制度化される「義務教育学校」も視野に、へき地だからこそできる教育の姿を通して、学習指導要領の基本的なねらいである「生きる力」の育成に繋がるものです。さらに、ICTを活用したへき地への支援については前述の「ICT教育連携事業」で記載のとおり、平成28年度には、奈良県教育委員会との連携協議会のもとに、専門部会を設けることとしています。なお、これら3つの教育課題に即した教育人材の育成・研修事業においては、課題意識を共有している市町村教育委員会等と協定等の締結(平成33年度までに12市町村と締結)により事業を遂行するなど、新たな教育課題への対応を見据え、継続的な連携体制を築くことを目指しています。また、この取り組みを更に強固なものとするために平成32年度を目途に大学の教育組織・教員組織の再編(「大学教員研修システムの構築」、「教員組織の一元化」、「専門職学位課程(教職大学院)への重点化」)を行うこととしています。SUMMER 2016ならやま_4