ブックタイトルならやま2016夏号

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概要

ならやま2016夏号

特集学び続ける教員を養成するための地域融合拠点の形成?学校現場に求められる教員養成へ?2現代の教育的課題に対応するプロジェクトを組織し、その研究成果を発信・展開次世代教員養成センター(ESD・課題探究部門)の「ESDを核とした教員養成の高度化」「グローバル人材の育成に向けたESDの推進事業」、理数教育研究センターの「地域の学校園及び保護者と取り組む新理数科教育システムの開発」、特別支援教育研究センターの「特別支援教育高度実践モデルの開発・推進事業」など、これまでの成果を柱として、さらに新たに生じた現代的教育課題にも対応すべく、研究プロジェクトによる教育実践と人材育成、さらには研究成果の発信を行うこととしています。取組1ESD(持続可能な開発のための教育)を核とした教員養成の高度化「持続可能な社会づくりの担い手を育む教育」であるESDの理念は、既に、学習指導要領に取り入れられています。そのことにより、ESDを適切に実践できるSST認証証書授与式能力が教員に求められています。そのような教員を養成すべく、ESDの学びの特質を活かした「教員養成・研修におけるESDプログラム」を開発することとしています。また、教育プログラム及び研修プログラムの実施(平成27、28年度試行、平成29年度実施)と、習得レベルに応じた認証制度を導入することを目指しています。平成27年度から始まったプログラムには、22名の学生が参加しています。取組2地域融合で築く理数教育研究拠点における実践的高度教員養成プログラムの開発本学のこれまでの理数科教員養成のポテンシャルを最大限に活用し、実践的高度理数科教員を養成するため、理工系人材育成の発展に資する理数教育に関する教育プログラム及び研修プログラムを実施していきます。本理数教育プログラムでは、学内における教科専門性向上のための少人数ゼミナール、学外の学校教育現場における教育実践が密に組み合わされており、規定の条件を満たしたプログラム修了者はSST(スーパーサイエンスティーチャー)として認証されるというSST認証制度が既に施行されています。そういった実績を踏まえた発展として、また、特に義務教育学校での教育内容の充実という社会的要請に応えるために、初等教育において高い理数科指導力を持った教員の養成へと本教育プログラムはさらに発展を続けています。取組3学校教育体系全体を視野に入れたインクルーシブ教育(障害のある者とない者が共に学ぶ仕組み)システムの構築と合理的配慮・ユニバーサルデザイン教育の開発学ぶ喜び・ESD連続公開講座小学校でのプログラム参加学生の授業風景障害者権利条約の批准に基づくインクルーシブ教育の実現にむけて、初等中等教育から高等教育にわたる学校教5_SUMMER 2016ならやま