ブックタイトルならやま2016秋号

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概要

ならやま2016秋号

STUDENT'sOIVOICEわたしは奈良のわらべうたを知りませんでしたが、歌っていると昔から歌っていたような感覚になりました。当日は、学長を始め、たくさんの方に聴きに来ていただき、少し緊張しましたが、歌や合奏など楽しんで演奏することができました。出演者皆で浴衣を着て演奏したことも、良い思い出になりました。このような研究の発表に携わることができて、改めて奈良教育大学に来て良かったなあと思いました。まるで昔から歌っていたような感覚になりました大学院修士課程教科教育専攻音楽教育専修1回生おがわみどり小川碧さんわらべうたを題材にした教材を自ら実践することで、地域の文化を取り入れることの有益さや、教材を創作する時のアプローチの仕方を学びました。そして、自分たちの発表を外部の方に見ていただく機会もなかなか無いことなので、良い経験になりました。地域文化を取り入れた教材作り、学びが多くありました大学院修士課程教科教育専攻音楽教育専修1回生おち越智かずきさん一樹伝統唱歌を知る貴重な体験でしたさらに魅力的な音楽になっていくのを感じました大学院修士課程教科教育専攻音楽教育専修1回生すぎうら杉浦さ佐ち知こ子さんこの演奏会では、歌、楽器の演奏、ピアノでの伴奏をさせていただきました。わらべうたの素朴な旋律が編曲されて、さらに魅力的な音楽になっていくのを感じることができました。現代の子どもたちも、編曲された曲を皆で歌ったり、いろいろな楽器で演奏したりすることによって、楽しさに触れることができるのではないでしょうか。今後も、地域のわらべうたを発掘し、子どもたちに授業を通して伝えていく取り組みが大切だと思いました。大学院修士課程教科教育専攻音楽教育専修1回生もりた森田ま真ゆ優こ子さんこの授業では、新しい取り組みとして奈良(地域の)に伝わるわらべうたについて教材開発をし、実際の教育現場へ発展させるといったことに取り組みました。私達大学院生は奈良出身の者がおらず、奈良に伝わる伝統唱歌を知るとても貴重な体験となりました。器楽合奏、二重唱、ピアノと器楽など、わらべうたとはいえ、工夫を凝らすことでたくさんの展望が見えることも新しい発見となりました。教科書の中のものを勉強するだけでなく、生徒たちの地域に根付いた身近なものを取り上げることで今以上に音楽への親しみが強く感じられるようになるのだとわかりました。実際に教育現場に立った時はこの経験を生かし広い視野を持って努めていきたいです。9_AUTUMN 2016ならやま