ブックタイトルならやま2016秋号

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概要

ならやま2016秋号

校外学習の下見で神戸異人館へひと・あれ・これ―活躍する卒業生を紹介―「生徒とともに日々成長」私は現在河合町立河合第二中学校に勤務しており、特別支援学級の担任として、2年生を担当しています。授業は2年生の2クラスと、1年生の3クラス(少人数指導)の数学を担当しています。クラスによって雰囲気が異なっていて、挙手が活発なクラスもあれば、黙々と問題に取り組むクラスもあり、毎日の授業はとても楽しいです。放課後はソフトテニス部の顧問として部活指導をしています。先輩の先生の指導を見て学んだり、生徒と一緒に練習をしたりして、日々頑張っています。部活動をしていると、土日も練習や大会があって大変ですが、生徒の粘り強いプレーに感動し、チームで1つの目標に向かう姿に勇気をもらっています。複数のクラスで授業ができ、多くの生徒と関わりを持てることと、授業と部活の両面から生徒の様子を知り、サポートできることは、中学校教師のやりがいであると感じています。大学では4年間ユネスコクラブに所属していて、夏に行われる子どもキャンプでは、学生リーダーとして、子どもを主役とし、子どもが輝ける場を作ることが大切であると学びました。現在も、生徒が輝ける場を作ることを意識しています。例えば、授業では、自信を持って発表できるようにグループワークや友達と相談する時間を多くとっています。学年行事では、職場体験に向けて、各事業所を回って挨拶をし、仕事の様子や忙しい時間帯を生徒にアドバイスしています。中学校では同じ学年を担当する教師同士での情報共有が重要で、1人の生徒に複数の教師が関わって生活指導や学習指導を行います。私は教師1年目なので分からないことは職員室で相談したり、他の先生のやり方を見て学んだりしています。私がこの学校に着任してから半年が経ちますが、生徒から「何で先生はいつも笑っているんですか?」と聞かれたことが何度かありました。自分でも無意識だったので言われて驚きました。それは毎日が充実しているからだと思います。この学校の生徒はよく挨拶ができ、挨拶をされると嬉しくてつい笑顔になります。感情が豊かで、表情がコロコロと変わる中学生は本当に可愛くて癒されます。そんな中学生にこれからも愛情を持って接していきたいと思います。また、生徒の未来を担う教師としての責任を忘れず、自分自身も日々成長していきたいと思います。河合町立河合第二中学校教諭特別支援学級担任はまざきちか濱崎千華さん(教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻数学教育専修中等教育履修分野平成28年3月卒業)ユネスコクラブの子どもキャンプAftergraduationソフトテニス部女子の郡総体優勝AUTUMN 2016ならやま_14