ブックタイトルならやま2016秋号

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ならやま2016秋号

Campus Newsキャンパスニュース6月1日留学生が飛鳥幼稚園で自国文化を紹介しました奈良市教育委員会が行っている「放課後子ども教室」では、児童が様々な文化に触れる機会を提供しています。奈良教育大学では、留学生とサポート役の日本人学生がその事業にボランティアとして参加し、教育現場での貴重な体験から多くの学びを得ています。6月1日には、協定校であるアメリカ・セントラルミシガン大学から本学に留学中のHARRINGTON Erin Elizabethさん、英語教育専修の山口絵理香さん、理科教育専修の猪俣望さん、中山千嘉さんの4名が、飛鳥幼稚園で園児たちにアメリカの文化を紹介しました。出身地であるマウントプレザントの短い紹介のあとは、動物の鳴き声を英語で紹介し、最後はみんなで鳴き声に合わせて体を動かすゲームをしました。元気いっぱいの園児たちとの楽しい時間を過ごすことができました。7月20日図書館で『えほんの読み聞かせ研修会』を開催しましたこの研修会は、主にえほんのひろばで活動する学生ボランティアに、えほんの読み聞かせを経験してもらうことを目的に、特別支援学級等で読み聞かせの実践経験が豊富である「たかばたけ・ほんがく倶楽部」(教職大学院の学生グループ)を講師として招いて行われました。当日は、講師からえほんの選び方や読み方のポイントについて説明があった後、グループに分かれて読み聞かせを披露し合う形で進められました。19名の参加者は、最初は恥ずかしさを覚えていたようですが、次第に緊張もほぐれていき、後半には大いに盛り上がっていました。参加学生にとって、普段経験することのない読み聞かせを体験できる研修となり、有意義な機会となりました。学生ボランティアは、この研修会で得られた経験を活かして、11月の大学祭に来場した子どもに読み聞かせを披露する予定となっています。7月22日教員研修センターと現職教員の研修に関する連携協力協定を締結奈良教育大学と教員研修センターは、教員の研修について連携協力するための協定を締結しました。東京・霞が関の霞山会館で行われた締結式には、加藤学長、宮下理事(教育担当)・副学長(教育担当)、岩井理事(総務担当)・事務局長、及川企画連携課長が、教員研修センターから髙岡理事長、宮崎総務部長、渡辺事業部長、大野総務課長が、来賓として文部科学省の柳澤高等教育局大学振興課教員養成企画室長、佐瀬初等中等教育局教職員課課長補佐が出席しました。奈良教育大学は「教員の養成と研修の融合」を旗印に、全教員が現職教員の研修に貢献し、そこでの成果や得られた教育課題、教育実践についての知見を大学の教員養成教育に還元させる取組を推進しています。近畿地区の大学としては初めてとなる今回の連携協力協定締結を契機に、全学を挙げて教員研修センターと連携・協働を図り、ベテラン、中堅教員のみならず、新人教員の力量形成や、学校教育全体の改革・発展にも寄与する教員研修プログラムの開発と発信に努めていきます。8月1日美術作品の屋外展示を実施しました教育学部の美術教育専修と文化遺産教育専修の3回生を対象とした授業「彫刻Ⅲ」における取り組みとして、授業課題作品の屋外展示を8月1日に大学構内において実施しました。この屋外展示は、美術教育講座との連携により、授業担当である山下圭介非常勤講師の指導の下、受講生自身が大学構内の様々な場所の特性を生かした実験的な作品を制作し、実際に屋外に展示することで、現代において多様な広がりを見せる彫刻表現を通した美術教育の方法と実践を学ぶことを目的として実施したものです。当日は、木が根元付近から折れてしまった場所にUFOの不時着現場を演出したり、ゴミ箱にロボットのような装飾を施し、ゴミ箱自体がゴミを拾う様子を作り出したりするなど、屋外ならではの作品16点が受講生各々のアイディアによって実現した。大学構内の場所との関係性を重視した作品は、普段見慣れている風景を一変させ、道行く学生や教職員は思わず足を止め、作品が生み出した不思議な空間に見入っていました。21_AUTUMN 2016ならやま