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概要

ならやま2017春号

[国際交流・留学]http://www.nara-edu.ac.jp/international/本学の国際交流協定校の一つであるハイデルベルク大学(1993年4月交流協定締結)は、ドイツ最古の歴史を持つ大きな大学です。世界各国からの留学生も多く、様々な国の人と出会うことができます。またハイデルベルクは「大学生の町」とも言われ、古い建物や城、博物館、劇場もある文化的、歴史的な町です。今回は本学からハイデルベルク大学へ留学している木村綾華さんと本学に留学しているシュヴェニンガールーカスベネディクトさん、ヴィックラーミヒェルさんに話を聞きました。ハイデルベルク大学(ドイツ)Intervieweeハイデルベルク大学(ドイツ)左:シュヴェニンガールーカスベネディクト日本/奈良教育大学(留学期間2016.10~2017.8)さん右:ヴィックラーミヒェルさん学習旅行での陶芸体験京都の建仁寺の前でポーズ!留学しようと思ったきっかけは。日本学を勉強しているので、日本語の能力を高め、日本文化の知識を増やそうと思いました。そのために、日本で生活を送ることはとても役に立つし、必要だと思います。(ミヒ)ドイツで日本語の読解練習に集中したので、日本に行ったら、話す能力を向上できると思いました。さらに、東洋美術史という副専攻も勉強しているので、日本の美術を直接に体験できると思いました。(ルーカス)留学する前にどのぐらい日本語を勉強していましたか。2014年後期から、2年間ぐらい勉強していました。(ミヒ・ルーカス)奈良教育大学の学生としてどのように過ごしていますか。授業を七つ受けているため、自然とよく勉強せざるをえません。月曜日を除いて、平日は通学していますが、毎日、日本語を自習しています。勉強する以外に、友達と町に遊びに行ったり、奈良、京都などで観光したりしています。奈良市はこれほど歴史的・文化的な町だから、興味深い寺社などがいっぱいあります。料理もとてもおいしいので、よく外食しています。(ミヒ)普通の日に授業の後で学生食堂かコンビニに昼食を食べに行きます。そして、時間があれば奈良で行われる様々な祭りに参加して、特別展覧会を見学します。勿論、友人とも遊びに行って、一緒に奈良と関西地方にある町を旅行します。それに大学から面白い活動に参加できます。(ルーカス)留学生活で一番驚いたことは何ですか。日本の伝統的な行事です。一般的に、伝統は現在でもこんなに積極的に守られていることです。ほとんど毎週、春日大社などで祭りが行われて、印象的だと思います。(ミヒ)奈良公園の鹿です。そしてすべてのものがこんなに小さいのでびっくりしています。(ルーカス)留学中一番うれしかったことは何ですか。秋に滋賀県近江八幡に行った留学生との修学旅行です。景色が綺麗な葦の中で水郷巡りしたり、自分の陶芸を作ったりして、色々な体験しました。(ミヒ)近江八幡の遠足です。船巡り中の雰囲気は本当に素晴らしかったと思います。(ルーカス)留学体験をどのように生かしていきたいと思いますか。勉強して、体験したことは将来の学業や生活に役に立ちます。それを守っていきたいと思います。(ミヒ)ドイツで日本文化の部のある博物館でアルバイトしたから、将来にそこでガイドとして働くため、留学の体験は役に立つと思います。(ルーカス)日本の大学生、高校生の皆さんに一言。チャンスがあったら、是非一度留学を!すばらしい体験がいっぱいです。(ミヒ)語学をしたら、できれば、絶対に留学をしてみてください。最初にそう思わないにしても、自分の言語能力はきっと上達します。(ルーカス)近江八幡の水郷めぐりSPRING 2017ならやま_18