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概要

ならやま2017春号

教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻社会科教育専修2回生おおの大野ひでたか秀隆さん奈良県立郡山高等学校出身サンタモニカでの記念撮影団体戦のチームメイト普段の練習中関西学生剣道連盟主催の、剣道を通してアメリカの学生と交流する事業に参加した大野秀隆さん海外交流事業に参加したきっかけを教えてください以前から海外留学をしたいと思っていたのですが、なかなか勇気が出ず、足踏みしている状態でした。そんなときに剣道部の主務から、関西学生剣道連盟が海外交流事業でロサンゼルスに一週間行く学生を募集していると教えてもらい、自分が長い間続けてきた剣道を通じて海外に、しかもアメリカに行けるなんて、こんなチャンスはないと思い応募したところ、運よく参加できることになりました。アメリカでの様子を教えてください日程は、前半の3日間は剣道で、後半の3日間は観光と現地の学生との交流でした。3日目にはアメリカの学生たちと親善試合を行うという、すごく貴重な経験をさせていただきました。稽古や試合を通して、また話をしているときに、私が思っていたよりもずっと、アメリカの学生は剣道に対して真剣で上手だという印象を受けました。また、実力差があっても諦めず、恐れずに打ち込んでいく姿を見て、自分は負けることを怖がって勝負に徹することができていない面があるのではないかと気づかされ、このような剣道を目指さなければいけないと、忘れていた姿勢をアメリカで逆に教えられました。今回の海外交流では、同行した24名のメンバーの中で最年少だったこともあり、行く前からかなり不安でしたが、みんな本当に優しくて、剣道も強く、頼りになる方々ばかりでした。そんな方々と一緒にこの海外交流事業に参加することができ、剣道のことだけでなく、それ以外のことでもすごく刺激になりました。毎日が楽しく、あっという間の一週間でした。どんな先生になりたいですか?海外交流事業は自分にとって新しいことばかりの毎日でした。アメリカから帰ってきて、新しいことに挑戦することは不安も多いですが、学ぶことも多く、自信になると感じました。今回のことをきっかけに、もっと新しいことにチャレンジし、教師になったときにも新しいことに取り組む大切さを伝えられるようになりたいと考えるようになりました。19_SPRING 2017ならやま