ブックタイトルならやま2017夏号

概要

ならやま2017夏号

C a m p u s N e w sキャンパスニュース2月16日3月24日・4月3日3月29日4月4日?5日4月19日?20日奈良県教育委員会との連携協力に関する協議会を開催しました奈良教育大学では、奈良県教育委員会との連携協力の円滑な実施を図ることを目的に「連携協力に関する協議会」を開催しました。この協議会は、平成１５年度から開催されているもので、奈良教育大学からは加藤久雄学長を始め２４名、奈良県教育委員会からは吉田育弘教育長を始め１７名が出席しました。協議会では、加藤学長の挨拶の後、各専門部会（英語教育、ＩＣＴ教育、高大接続、教員研修、へき地教育）からの報告が行われ、「卒業者の就卒業式・入学式を挙行しました奈良教育大学では、平成29年3月24日に平成28年度卒業・修了式を、4月3日には平成29年度入学式を挙行しました。加藤久雄学長は、告示の中で卒業・修了生に対して、「『自分はやりとげたぞ』」という気持ちと周囲への感謝を大切にして欲しい」と述べ、新入生に対しては、「卒業・修了のとき、本日の喜びにも勝る充実感を勝ち得ていただきたい」と述べられました。卒業・修了生も新入生も、4月から新しい生活が始まっています。入学、卒業は人生の大きなESDティーチャー（現職教員）認定証授与式奈良教育大学の学長室において、加藤久雄学長から現職教員２１名（奈良県：１４名、和歌山県橋本市：７名）へ「ＥＳＤティーチャー（現職教員）」の認定証が授与されました。ＥＳＤとは持続可能な社会づくりの担い手を育成する教育であり、地球温暖化、核兵器やテロ、人口増大や貧困といった人類社会の持続性を妨げる事象が世界中で問題視されているなかで、ユネスコが中心となってＥＳＤの推進が図られています。現在、世界に約１万校がユネスコの理想を実現新入生を対象とした何でも相談会が開催されました入学式以降、新入生はオリエンテーション等を受け、本格的な大学生活の開始に向けて準備が始まります。そのような中で、生協学生委員会主催の何でも相談会が4日（火）、5日（水）に実施されました。時間割表などの見方や履修計画の立て方、大学生活についてなど、新入生が不安に感じていることやわからないことなどを、生協学生委員会の先輩達が専修ごとにわかれ、新入生の相談を受け付けました。職状況」、「教員免許状更新講習」、「ディア・ティーチャー・プログラム」、「奈良県の教員年齢構成とミドルリーダーの育成」などについて協議が行われました。約２時間にわたって活発な意見交換が行われた協議会は、吉田教育長の挨拶にて締めくくられました。この協議会を通じて、これまで以上に両機関での情報共有を密にし、さらなる連携を推進していくことが確認されました。節目ですが、これからも様々な節目を迎えることでしょう。その都度、小さくとも確かな充実感を感じて欲しいと願っています。（卒業・修了生）教育学部256名大学院教育学研究科60名（修士課程42名、専門職学位課程18名）（新入生）教育学部271名大学院教育学研究科60名（修士課程37名、専門職学位課程23名）するユネスコスクールに加盟していますが、奈良教育大学は平成１９年に日本で最初にユネスコスクールに加盟が認められた大学として、ＥＳＤを指導できる教員の養成、また、ＥＳＤを実践できる現職教員の研修に取り組んでおり、平成２８年度から現職教員を対象としたＥＳＤプログラム（現職教員向け）を開始しました。平成２９年度には「ＥＳＤマスター」、平成３０年度には「ＥＳＤプロフェッショナル」といった、より高度な研修を計画しています。2日間の相談会には、リピーターを含む延べ360名以上が参加し、新入生の新生活に対する意欲の高さが窺えました。留学生と友達になろうキャンペーンを開催しましたお昼休みに大学の食堂前にて行われたのは、恒例となった留学生と日本人学生有志による国紹介イベントです。今回のイベントでは、留学生が自分たちで作成したポスターを掲示したり、自国のお菓子や手作りの料理を振る舞ったりして、自分たちの国や文化について紹介してくれました。お天気に恵まれたこともあり、２日間は大盛況。特に留学生たちが前日から準備した力作揃いの料理には、「めっちゃ美味しい！」という声があちらこちらから聞こえていました。これまでなかなか留学生たちと接点のなかった日本人の学生や職員、大学関係者の方も、身近に感じたのではないでしょうか。留学生や、協力してくれた日本人学生も、新学期が始まってからの準備は大変だったと思いますが、終わった後の学生たちの顔は達成感で満ちあふれていました。21＿SUMMER 2017ならやま