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概要

ならやま2017秋号

のひみつ奈教学生広報スタッフ“なっきょん’s CLUB”企画大学の地下に眠る「幻の大寺院」―1300年前の奈教―今から約1300年前、奈良教育大学のある場所には、東大寺にも匹敵する巨大寺院がありました。遺跡の発見から来年で10年目を迎えるにあたり、本学教育資料館において、当時の様子を発掘状況から紹介する常設展「新薬師寺旧境内展」がオープンしました。今回は「新薬師寺旧境内展」について紹介します。見どころ1発掘された瓦や基壇、礎石などが、新薬師寺の創建期から編年的に展示されています。奈良時代から平安時代にかけての瓦の歴史が学べます。修理時に製作された、珍しい手彫りの瓦も見ることができます。出土状況の再現出入口瓦などの遺物新薬師寺復元模型見どころ4中央には、金堂跡の1/20復元模型が!当時の様子を、立体的に見ることができます。実遺物跡大のパネル近代以降の大学の姿見どころ5近代以降の奈良教育大学がある場所は、陸軍歩兵53連隊の駐屯地になり、戦後はアメリカ軍に接収されキャンプ地になりました。調査では当時の遺構も発掘されました。アメリカ軍の銃剣やコインなど、この場所が奈良教育大学に至るまでの歴史を、モノが語ります。15_AUTUMN 2017ならやま