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概要

ならやま2017秋号

奈良教育大学の「小学校英語」に関する取り組みについて特集トントン相撲を紹介する子どもたち今後の取り組みについて子どもは義務教育段階において、小学校3年生から4年間、中学校で3年間、英語を勉強することになります。さらに高校の3年間も合わせると10年という長い期間になります。その間に全員、英語がペラペラになることは難しいことかもしれませんが、「英語を聞き取る耳」と「コミュニケーションを図ろうという心」が育つのではないでしょうか。将来教壇に立つ「奈良教育大学の学生」と、既に教壇に立っている「現場の先生」のどちらにも、子どもに英語を教える力が必要になります。子どももワクワク、先生もワクワク、英語に取り組むことができるようにしていきたいと考えています。英語を学ぶことで日本語能力が育たないという考え方もありましたが、これからの小学校では、子どものコミュニケーション能力を養う一環として、英語をコミュニケーションツールの一つとして扱うことができるよう教えていくことが必要となります。それは同時に、出会いやふれあいなどを大切にする心を育てたり、相手を尊重する心を養ったり、積極的にコミュニケーションを図ろうとする子どもを育てていくことにもなります。大学生と現場の先生のどちらをも育てていくことができれば、小学校英語は成功につながると思います。奈良教育大学では、より一層、小学校英語に力を入れていきたいと考えています。アヤトリを紹介する子どもたちインタビュー活動AUTUMN 2017ならやま_6