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概要

ならやま2018春号

Campus Newsキャンパスニュース12月5日『不登校・ひきこもりのためのハンドブック』を刊行しました次世代教員養成センター「学校・地域教育支援領域」では、学長裁量経費を活用して『不登校・ひきこもりのためのハンドブック』(47頁)を刊行しました。本ハンドブックは、不登校・ひきこもりの経験者を含め多くの方々の協力でできあがりました。当事者目線と分かりやすさ、実用性を意図して作成しており、教育委員会・学校関係、児童・地域福祉関係、子ども・若者支援関係団体・機関などに配布しています。[お問い合わせ先]奈良教育大学次世代教員養成センター子ども・若者支援専門職養成研究所生田周二(教授、代表)・櫻井惠子(研究部員)Tel&Fax:0742-27-9384E-mai:ikuta@nara-edu.ac.jp(生田)sakurai-keiko@nara-edu.ac.jp(櫻井)12月6日全学防災訓練を実施しました学生・教職員を対象とした全学防災訓練(情報伝達訓練・避難誘導訓練)を実施しました。災害発生時の大学組織による状況把握と対応指示の体制を実際の動きで確認する情報伝達訓練の後に行われた避難誘導訓練では、授業時間中に大規模地震が発生したことを想定し、教員の指示により、学生が講義室からグラウンドに避難しました。将来教員を目指す学生達にとって、自分達が避難するだけではなく、子どもを避難・誘導させる際の対処方法を体験するという機会でもあります。グラウンドに集まった後、水消火器を使った消火訓練が行われました。ここでも、将来教員となって、自分が訓練を指導する立場となることについて強調され、学生は真剣な面持ちで消火器に触れていました。最後に、加藤久雄学長から講評があり、「実際に災害があった時のことを想像してください。大規模災害であれば、このグラウンドには物資が届き、避難所になるような状況です。そういった想像ができる『心』を皆さんは持っています。その『心』を大切にして欲しい」とのコメントがあり、参加者は、災害時に自分に何ができるか、想像を巡らせていました。12月9日平成29年度国際交流留学センター主催シンポジウム「教員養成大学におけるグローバル人材育成を考える」を開催しました奈良教育大学国際交流留学センター主催シンポジウム「教員養成大学におけるグローバル人材育成を考える」を開催し、教員、学生、一般の方々など、85名が参加しました。今年度で3年目となる同シンポジウムでは、「グローバル人材」とその育成を教員養成大学の文脈で捉え直し、多文化化する社会、学校教育において私たちに必要な態度や技能について「ことば」をキーワードとして考えました。第一部では京都外国語大学の森篤嗣氏に、阪神・淡路大震災をきっかけに在日外国人への情報保証のために考案された「やさしい日本語」について、学校教育と関連付けながらお話しいただき、第二部では目白大学の横田和子氏が実践している「インタビュー詩」の創作ワークショップを行い、留学生を含む文化や背景の異なる人同士が対話を通しての協働を体験しました。「ことば」を軸に、多様な背景を持つ者同士が互いの声を聞き、歩み寄る態度の大切さを感じることができたシンポジウムとなりました。2月6日大和大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました奈良教育大学と大和大学は、教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。この協定は、奈良県内の各大学に在籍する教員を志す学生を対象として、本学教職大学院において、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員を養成することを目的としており、本学教職大学院へ進学を希望する大和大学の学生は、特別選抜(推薦入試)を経て、学ぶことになります。奈良教育大学で行われた協定調印式には、加藤久雄奈良教育大学長、田野瀬良太郎大和大学長が出席し、協定書に署名を行いました。加藤学長は冒頭の挨拶の中で、「この協定締結により、奈良県内の学校教員のレベルアップに貢献できることを期待しています」と述べました。引き続き、これまで協定を締結した県内の4大学(帝塚山大学、奈良女子大学、奈良大学、天理大学)とともに、奈良県において優れた実践力・応用力を備えた教員の養成を進めていきます。21_SPRING 2018ならやま