ブックタイトルならやま2018夏号

概要

ならやま2018夏号

ハイデルベルク大学（ドイツ）本学の国際交流協定校の一つであるハイデルベルク大学（1993年4月交流協定締結）は、ドイツ最古の歴史を持つ大きな大学です。世界各国からの留学生も多く、様々な国の人と出会うことができます。［国際交流・留学］http://www.nara-edu.ac.jp/international/ブカレスト大学（ルーマニア）1999年3月交流協定締結。ルーマニアの首都ブカレストにある大規模大学で、ルーマニアで最も権威のある大学の一つです。1694年に設立された王立学院の伝統を引継ぎ、1864年に設立されました。キャンパスはなく、ブカレスト中にさまざまな施設が設けられています。Intervieweeブカレスト大学（ルーマニア）左からラウラさん、テオさん、ビアンカさん、テオドラさん日本/奈良教育大学（留学期間2017.10?2018.8）近江八幡、水郷めぐり留学生と友達になろうキャンペーン留学しようと思ったきっかけは。ブカレスト大学で毎年学生は奈良教育大学に留学できます。私は日本語と日本文化が専門なので、日本文化を実際に体験するために、挑戦してみようと思いました。（ビアンカ）日本語をちゃんと勉強するために、言語だけではなく日本人の文化や考え方などが分かることもとても大切です。だから、留学することは大事な経験だと思いました。（ラウラ）留学する前にどのぐらい日本語を勉強していましたか。入学する前にちょっと自習して、大学では２年間ぐらい勉強していました。（ビアンカ）最初に、ブカレスト大学の入学試験のために10ヶ月ぐらい日本語を勉強しました。続いて、ブカレスト大学で3年間日本語と日本文化を専攻していました。（テオ）奈良教育大学の学生としてどのように過ごしていますか。毎日、大学に行って、日本語教授法、日本文化、言語学、日本社会、書道などに関する授業に出席します。授業は全部面白くて、毎回勉強になります。それ以外は、宿題をしたり、修了レポートの準備をしたり、図書館に行ったりします。先生たち、学生支援課のスタッフの皆さん、友達のおかげで、楽しくて、無事に過ごせるので、感謝しています。（ビアンカ）毎日授業に出席したり、宿題をしたり、本を読んだりします。時々留学生の活動に参加して、楽しいです。（テオドラ）留学生活で一番驚いたことは何ですか。驚いたことは、皆の助けで日本はとても住みやすいということです。日本に来る前に、大人なので何でも自分でしなければなりませんでした。ですが、日本では市役所や銀行に行く時、みんなが手伝ってくれました。（テオドラ）一番驚いたことは日本の便利さです。銀行から交通機関まで、どんな施設や店でもサービスの流れは速くて効率的です。例えば、日本のコンビニではコンサートやひこうきのチケットが買えるだけでなく、電気代を支払ったり、ネットで買ったものを受け取ったりすることができます。ルーマニアでは考えられないことです。帰国したら、また慣れるまで絶対に時間がかかると思います。（テオ）留学中一番うれしかったことは何ですか。一番嬉しかったことは学習旅行です。大学のおかげで、色々な楽しいところに行きました。例えば、最後の学習旅行で行った答志島です。スタンプラリーをしたり、海ホタルを見に行ったり、シェルキャンドルを作ったりしました。様々な海の幸をはじめて食べて、本当に面白い経験でした。（テオドラ）一番嬉しかったことは、色々な場所を見学したり、祭りとかに参加したりすることです。日本に来る前に、本とかで読んでいた文化を実際に体験できることはまるで夢みたいです。奈良はイメージどおりとてもすてきな所です。また初めて東京に行った時は写真で見ていた景色が目の前に広がって圧倒されました。（ラウラ）留学体験をどのように生かしていきたいと思いますか。授業と課外体験で学んだことに基づいて、日本文化と日本社会の知識を強化していきたいです。そして、今まで会った人たちは私を優しく扱ってくれたから、私も我慢強くて、もっと親切な人になりたいです。（テオ）これからも、日本語の勉強を続けて、将来は日本語を使って仕事をしたいと思います。だから、日本で学んだ知識や体験できたことなどが本当に役立つと思います。（ラウラ）日本の大学生、高校生の皆さんに一言。留学生としての生活は難しそうですが、楽しいことも勉強になることもたくさんあるので、機会があれば、ぜひ留学してみてください！（ラウラ）皆さん、好きなことを勉強しながら留学してみてください。そして、いつかルーマニアに来てください。（ビアンカ）SUMMER 2018ならやま＿18