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概要

ならやま2018夏号

Campus Newsキャンパスニュース1月24日留学生が附属中学校で国際理解のための活動に協力しました留学生向け科目「日本語教育論」を受講する留学生6名が、授業での学びの成果を附属中学校1年生の国際理解教育の場で披露しました。交流活動では、日本人学生と留学生が自身の言語で谷川俊太郎作「生きる」の詩を朗読しました。関西弁や様々な地域のことばを聞く活動を通して、未知の言語がもつ音を感性で受け取ると同時に、無意識に持っている多言語への意識への気づきを共有しました。留学生からは、「世界のいろいろなことばや文化はどれも平等に価値がある」、「新しいことば、新しい文化を学ぶのを恐れないで」、「まずは興味を持とう」というメッセージが伝えられました。3月27日奈良県へき地教育振興協議会及び奈良県教育委員会と連携協力に関する協定を締結しました奈良教育大学と奈良県へき地教育振興協議会、奈良県教育委員会は、大学及びへき地指定校等における教育・研究の充実・発展に資することを目的として連携協定を締結しました。奈良県教育委員会で行われた協定締結式には、奈良教育大学の加藤久雄学長と奈良県へき地教育振興協議会の尾上清男会長、奈良県教育委員会の吉田育弘教育長が出席し、協定書に署名を行いました。これまでも、へき地の小中学校において奈良教育大学の教員や学生によるサマースクールの開催による学習支援などを実施してきましたが、協定締結により、複式指導やICTを活用した教育などに係る調査研究等において、より一層の連携協力が期待されます。4月21日「台湾台中市・彰化市小学校校長・指導主事グループ国際交流懇談会」を開催しました奈良教育大学で「台湾台中市・彰化市小学校校長・指導主事グループ国際交流懇談会」が開催されました。この懇談会は、国際交流の一環として、日本と台湾の小学校新学習指導要領について学び合うことを目的とし実施したもので、台湾台中市・彰化市小学校長、台湾の小学校の指導主事、奈良県教育委員会指導主事、奈良教育大学の教員・学生の計67名が参加しました。まず、奈良教育大学の加藤久雄学長が歓迎の辞を述べた後、宮下俊也副学長と美術教育講座竹内晋平准教授が音楽科と図画工作科の新学習指導要領について講演を行いました。続いて、台中市小学校長陳怡美?氏による「台湾の新国民中小学校課程綱要の概要」というテーマで講演が行われました。日本と台湾の新しい学習指導要領を同時に学ぶことができる内容で、参加者は熱心に耳を傾けていました。21_SUMMER 2018ならやま