ブックタイトルならやま2018夏号
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ならやま2018夏号
学校現場で働く卒業生が語る教職の魅力特集中学校たなかりょうすけ田中亮輔さん勤務校:堺市立五箇荘中学校教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻数学教育専修2017年3月卒業今日はどんな楽しみがあるのか私は、堺市立五箇荘中学校に勤めはじめて2年目となりました。堺市は「ひとづくり・まなび・ゆめ」を教育理念として定めており、本校は「あらゆる教育活動の中ですべての子が学びあい高めあう学校づくり」と「説明する力をつける」ことを目標に教育活動を展開しています。子どもたちも学びに積極的で各教科において話し合い活動や前に立って発表する活動を盛んに行っています。教員になってから一年と数か月が経ちますが毎日が違った一日で、大変なこともありますが新鮮な気持ちで楽しく過ごしています。日々たくさんの生徒と関わっていますが、生徒一人ひとりが前日と同じ様子で来ることはなく、その時その時で生徒との接し方を変える必要があり、常にアンテナを張って生徒を見ることが求められます。同じ授業をしていてもクラスによって生徒の反応や発言が違うので、授業が終わると全部のクラスで別の授業をしたように感じます。また、生徒の考えから私が学ぶことも多々あるため、毎日が勉強で本当に飽きることのない仕事だと感じています。現場で活きている大学での学び大学では教科の専門知識や教育についての知識はもちろん、実践的な学習もありました。その中でも今たくさんの子どもと関わる現場で活きていることは、すぐに子どもと関われる環境での学びだったと思います。授業で附属小・中学校に授業参観に行ったり、数学科では毎年夏休みに行われる算数・数学教室で奈良市の子どもたちに授業をしたり、ユネスコクラブの子どもキャンプでたくさんの子どもたちと関わった経験です。在学生・受験生に向けて子どもたちが楽しい学校生活を送るために、まずは教員が楽しく生活を送ることが大切だと感じます。奈良教育大学には自分から動けば、子どもと関わることができる機会がいっぱいあります。在学中から積極的に子どもたちと関わり、楽しんでみてはどうでしょうか。サイクリングサークルにて琵琶湖一周。グループ活動で生徒たちが考えている様子。ユネスコクラブの子どもキャンプにてローマ人役を演じた。SUMMER 2018ならやま_4