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概要

ならやま 2018秋

2.居場所「ねいらく」の状況1利用の仕方3居場所の空間について居場所「ねいらく」を利用し居場所支援、学習支援を受ける場合は、事前に奈良教育大学の教員や研究員との面談を行うことを原則にしています。しかし、電話・メール等を通じて、子どもを居場所にできるだけ早く参加させたいという意向がある場合は、保護者の方にも来てもらって話を聞くことと並行して、子どもの居場所利用を認めるという対応をすることもあります。このように、状況や問い合わせに応じて臨機応変に対応しています。居場所「ねいらく」の拠点である寧楽館には、トイレ・洗面所(男女別)とキッチン以外に、3つのスペースがあり、それが特徴となっています。?しずかスペース静かな環境で、面談をしたり勉強などをしたい場合に利用します。2スタッフに関して日常的に参加しているスタッフは、次の通りです。生田周二:奈良教育大学次世代教員養成センター教授櫻井惠子:奈良教育大学研究員、奈良県教育委員会スクールカウンセラー櫻井裕子:奈良教育大学研究員、奈良女子大学博士研究員、奈良県・奈良市教育委員会スクールカウンセラー奈良教育大学などの学生ボランティア(10名程度)特に学生ボランティアについては、この活動への関わりをとおして、教員などに求められる教育臨床力を高めることにつながると考えます。また、次の方にも、支援をいただいています。大原史也:一般社団法人みやこいち福祉会職員、ジョイアススクールつなぎ宇陀直紀:一般社団法人なら人材育成協会職員、自助グループいちる代表?まったりスペースカーペットを敷いて、2?3人で話をしたり遊んだり、少し勉強を見てもらったり、ゆっくり活動する場合に利用します。?集団活動スペースがやがやと話をしたり、ボードゲームをしたり、イベント活動をしたりして、集団で過ごすために利用します。このように、子どもの状況や活動の種類によってスペースを分け、子ども達がストレスなくそれぞれの活動に集中できるように配慮しています。AUTUMN 2018ならやま_8