ブックタイトルならやま 2019春
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ならやま 2019春
クローズアップ+研究室の様子研究について研究については、臨床心理学/教育臨床/アートセラピーの分野で現在いくつかの種類の研究を行っていますが、ここでは「アートセラピー」という領域をご紹介します。アートセラピーとは絵を描いたり、ものをつくったりする行為を通して行う心理療法のことで、リハビリやレクリエーションとは異なり心理的な支援を意味します。カウンセリングや心理療法は、通常、言葉を使って解決の道筋を探っていきますが、多くのクライエント(患者)さんは辛い状況やそれに対する考えは話せても、それにまつわる気持ちについてはなかなか的確な言葉がみつかりません。またそれが意識に上らない時も多く、理解のための方法として、また表現すること自体に療法的な意味があり、そのような機会を提供するのです。アートセラピーは美術教育とは違うので、作ったものの評価はせず「上手下手」の巧拙は問いません。箱庭療法の様子11_SPRING 2019ならやま