ブックタイトルならやま 2019春

概要

ならやま 2019春

留学生レポート21119106783451ロックヘイブン大学2セントラルミシガン大学3嶺南大学校4公州大学校5光州教育大学校6西安外国語大学7華東師範大学8インドネシア教育大学9ハイデルベルク大学10ブカレスト大学11リヨン第三大学Interviewee教育学部学校教育教員養成課程教科教育専攻英語教育専修３回生奈良県立平城高等学校出身すみもとなおき住本尚樹さんロックヘイブン大学（アメリカ）（留学期間2018.8～2019.5）冬休みを利用してホームステイに参加したキャンプでの1枚ホームステイ先での年末パーティー留学しようと思ったきっかけは。高校生の時から漠然と留学をしてみたいという思いを持っており、大学に入学して授業などで英語や文化について深く学んでいくうちに、実際に自分の身でそこに飛び込んでみたい、生の体験をしてみたいという考えが固まり、留学を決意しました。留学する前にどのぐらい語学の勉強をしていましたか。アメリカに留学をするためにはTOEFL等の試験を受験する必要があります。しかも移民の基準が変わり、明確なスコア目標を突破しなければビザが下りないという状況になりました。それを超えるためにより拍車をかけて勉強し、目標点を突破しました。留学先ではどのような１日を過ごしていますか。基本的に授業が1日みっちりということはなく、自由時間がとても多いです。その時間を利用して授業の予習・課題を進めたり、クラブに入ったり、そこでできた友達と共に部屋で過ごしたり友達の家に遊びに行ったりと楽しく過ごしています。留学生活で一番驚いたことは何ですか。大学で行われるイベントです。イベントの数が桁違いに多く、更に規模がすごい。週に1回、大学にある大きなシアターで映画を観れたり、様々なジャンルからゲストが来て講演やパフォーマンスを鑑賞できたり、これがアメリカの大学生クラブのトーナメント帰りの昼食後活か！と感動しっぱなしです。留学中一番うれしかったこと、逆に大変だったことはなんですか。嬉しかったことは、入っているクラブや参加したキャンプでそこの人たちが温かく僕を迎え入れてくれていることです。自分以外は全員現地の学生だったので、最初はかなり不安でしたが、参加して後悔したことは一度もありません。大変なことはやはり言語の問題です。相手が何を言っているのか聞き取りきれなかったり、自分の意見や考えを思ったように伝えきれない時に、とてもやるせない気持ちになります。しかしこれは努力で解決できる問題なので、これからも頑張ります。留学体験をどのように生かしていきたいと思いますか。留学生活の中で自分が実際に体験した文化や習得した英語を授業や実習、また、将来教員になった時に生かしていくのはもちろんですが、言語文化以外にも、留学を通して様々な人と出会う中で学ぶことがとても多いです。自分もこの人みたいになりたい、この人の考え方ってすごい、なんてよく考えます。そこで得た学びを生かして人として更に成長したいです。日本の大学生、高校生の皆さんに一言。僕の中では、留学生活は本当に楽しく、充実した掛け替えのないものになっていると実感しています。しかしだからと言って、みんな留学するべき！と一概には言えないかなと思っています。多くの人たちにとって、日本に長く住んでいてもまだまだ知らないこと、近くにいるのに話したことがない人や気にはなるけどやったことがないことなどがたくさん残されていると思います。そういったところにもまだまだ自分の成長できる可能性がきっとあると思います。しかし、それを踏まえて、他国の言語や文化に興味がある人にとっての留学はより価値のあるものになると思います！17＿SPRING 2019ならやま