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概要

ならやま 2019 秋

ひと・あれ・これ「出会いや経験を生かしながら一歩ずつ」子どもたちと学び合う仕事がしたい!という思いから幼稚園教諭を目指しました。在学中は同じ専攻の仲間と、協力し合うことやもっとこうしたらどうだろうと考えを出し合いながら共に学んできました。また仲間だけでなく大学の先生との距離もとても近く、悩みや思いを伝えやすい関係でいてくださったと思います。その経験もあって、幼稚園に勤め始めてからも同僚の先生や上司の先生に相談したり考えを伝えたりしながら仕事をすることができたと思います。現在はこども園に勤務し5歳児担任をしていますが、昨年までの2年間はクラス担任を持たずに特別支援教育コーディネーターという役割をしていました。自分の園だけでなく他の園も担当し、訪問しながら、支援を要する子どもたちや担任の先生、保護者と直接関わり、子どもも先生も毎日少しずつ「できた!」「楽奈良市立神功こども園保育教育士5歳児担任かわいまみ河井真美さん(教育学部学校教育教員養成課程発達・教育基礎コース幼児教育専攻2008年3月卒業)※現大学院2回生メリーゴーランドを作りたい好きな遊びの時間―活躍する卒業生を紹介―しい!」を増やして経験をしていくためにはどのように関わっていったらよいのかを担任の先生や保護者の方と相談していました。私自身、子どもが3人いて子育ての楽しさや辛さ、しんどさなどを保護者の方と共感でき、話をしているときでも「わかります、その気持ち!」と受け入れることができたと思います。そしてさまざまな先生とのご縁があり、昨年、奈良教育大学大学院に入学し、現在は大学院生として勉強をしています。フルタイムで仕事をし、家庭を持ちながらの大学院はとても大変ですが、学部時代の先生方との再会や新しい仲間との出会いがある中で成長する機会をいただくことができています。学級運営を考えていると今でも一人で悩んでしまうことも多くあり、私の保育はこれでいいのかな?と不安になることもありますが、保育で悩んでいること保育室が変身!?スクラッチに挑戦を大学院で相談すると「それでいいのよ」と話を聞いてアドバイスをくださり、自信に繋げることができています。個々の学生を大切にしてきてくださった先紙テープに当たるとビリビリくるよ!生方がいたからこそ、一人ひとりを大切にする保育をしようと心がけることができていると思います。いろいろな経験をしてきたからこそ今の私があるのだと思います。これからもクラスの子どもたちとの出会いを大切に、真剣に向き合い、共に学び合う関係を築いていきたいと思います。当たらないようにそーっと…AUTUMN 2019ならやま_14