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概要

ならやま 2019 秋

奈教のひみつ“なっきょん’s CLUB”企画奈良教育大学同窓会について?奈良の地で学ぶ喜び満載?一般社団法人な奈良教育大学同窓会竹会長もり森やすお康雄ぎ柏会奈良教育大学同窓会は、大学の創立2年後の1890年に結成されました。母校の師範学校を会場として、18名の同窓生が出席。師範学校の土屋校長も溌剌たる同窓生に向かって祝辞と激励の辞を述べたと奈良教育大学史に記載されています。教育興隆の機運が高まりつつあった時期において、18名の若手の教育愛に満ちた強い決意が伝わってきます。その後、幾多の教育制度の改変がありましたが、奈良教育大学同窓会と大学の強い絆を保ちつつ今日を迎えています。さて現在の奈良教育大学同窓会活動の一端をご紹介します。1奈良教育大学創立130周年「記念植樹祭」挙行奈良教育大学同窓会から大学へナラノヤエザクラ2本を含む、しだれ桜、八重桜、橘など13本を寄贈し、その植樹祭を実施しました。3月25日の大学、大学院の卒業式において加藤学長は、植樹された桜にまつわる話をされ、特に国の天然記念物にも指定されている木があるほど貴重な「ナラノヤエザクラ」のエピソードを交えて卒業生への告示を述べられました。出席された関係各位ともども心に残る言葉であったと思われます。植樹祭の様子右から高市早苗衆議院議員、中野雅史奈良県議会議員、森康雄同窓会会長、加藤久雄学長寄贈された桜(講堂前)2「まほろば徳・得講座」開催奈良教育大学同窓会が主催する講座で、教職経験豊富な先輩が、教育現場の具体的な事象をどう克服したかなど、丁寧・親切に語ります。もちろん、確かな教育理念に基づく教育活動を根底にした素晴らしい実践です。社会人としての大切な心得も学んでください。まほろば徳・得講座の様子3公開文化講演会と一日親睦研修旅行隔年に実施している事業です。公開文化講演会は時局に応じた著名人を講師に招き、奈良教育大学同窓会をはじめ一般にも公開し、リフレッシュできる貴重な会です。また、一日親睦研修旅行は、学生の方々も積極的に参加され、若い息吹を吸収できる楽しい会となっています。4「クラブボックスの改築」基金の募集学生生活で大切なことは、自己啓発を触発することです。そのその土地で育まれた文化を引き継ぎ、人間として大切なことを学ぶ一つの機会が、自主的・主体的に参加できる部活動ですが、拠点ことに喜びを感じたいものです。木材資源の豊富な奈良の地をとなるクラブボックスの現況を同窓会では憂慮しています。大学当局象徴するクラブボックスを考えました。この企画は、学生の方々が、も苦慮していることは承知していますが、ユネスコスクールに認定奈良の地で学んだ魅力と喜びをいつまでも記憶に残し、後輩に語りされている大学にふさわしいクラブボックスの建設が望まれます。継ぐことができるであろうと私たちは信じています。世界遺産教育を実践しながら、豊かな自然環境のもとで活動し、15_AUTUMN 2019ならやま